飲食店・レストランで
よく使われる紙袋の特徴
形状は横長
店名をメインにしたデザイン
晒クラフト紙が人気
印刷色は1~2色が多い
弊社でこれまでに製作したお客様の紙袋の中から、飲食店、レストラン様の紙袋の特徴をピックアップしてみました。これからオリジナル紙袋を作るけれど、どんなものにしたらいいかわからないという方、人気のスタイルを真似て見てはいかがでしょう!?デザインや仕様の参考にどうぞ!
形状は横長で、傾けなくても出し入れしやすく
飲食店、レストランの持ち帰りメニュー用の紙袋は、底が大きく横長形状のタイプが多いです。
食品パックに入れてお渡しするお店は多いと思いますが、一般的に食品パックは底がそれほど深くありませんので、ちょっと傾けるのも汁気のあるものは不安があります。
横長の形状なら底まで手が届きやすいですし、食べ物を傾けずに入れることができます。
食品パックには、特に規格サイズはないようですが、一般的には奥行き15センチくらいあるものが多く、10センチ程度のものはあまり見かけません。
そのため、飲食店、レストラン様の紙袋はフルオーダーでマチを広く作るお客様が多いです。
もし、入れるものの底のサイズが10センチ~12センチ×22センチ~32センチの大きさに収まるのなら、規格サイズオーダーがおすすめです。
規格サイズオーダーは幅とマチは固定の長さですが、高さは自由に決められます。
フルオーダーよりお得な価格で製造できるので、こちらを先に検討いただき、ダメそうでしたらフルオーダーをお選び下さい。
・規格サイズオーダー 大サイズ(幅320×マチ110×高さフリー)
・規格サイズオーダー 中サイズ(幅260×マチ100×高さフリー)
・規格サイズオーダー 小サイズ(幅220×マチ120×高さフリー)
店名をメインに。住所と電話番号を!
予約してから行く美容院のようなお店と違って、飲食店はなんとなく通りがかりで入ることも多いですよね。お店に入る前に確認するのは、料理のジャンル、料金、お店の広さ、雰囲気くらい。店名を確認する方は少ないですし、見ても忘れてしまいます。
後で「昨日のあの店、美味しかったけれどなんて名前だったっけ?」「もう一度行きたいんだけど、場所がちょっと怪しいな…」と思い出せない経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
ですから、飲食店の紙袋は店名をメインに据えたデザインがおすすめ。
住所や電話番号もあるとベスト。
文字情報をズラズラ並べたくない場合は、マチにさりげなく入れると全体の雰囲気が崩れません。
レジ横にショップカードを置いておいても、なかなかお客様は持って帰ってくれないですよね。
しかし、この紙袋さえ持って帰ってもらえれば、ショップカードを差し上げたのと同じ効果があるということです。
もう一度ご来店いただくチャンスを作るという意味で、紙袋はとっても大事なツールです!
清潔感がある晒クラフト紙が人気。高級店はダークカラーを印刷
食べ物を入れる紙袋ですので、清潔感のある白ベースのデザインが比較的多いようです。
晒クラフト紙は、白色に漂白されたクラフト紙です。
繊維の長いクラフト紙は破れに強い丈夫な紙ですので、多少重い物を入れてもびくともしません。
印刷色も綺麗に出るので、飲食店様におすすめの紙です。
焼き肉専門店や中華料理店、イタリアン、フレンチなど、やや高級路線のお店は、ダークカラーのベタ印刷を施していることもよくあります。
ダークカラーのベタ印刷をした場合は、色落ちを防ぐために表面加工をして下さい。
表面加工は、ニス引きかPP加工(マット/グロス)をお選びいただけます。
ニス引き…弱い光沢感。強度アップは低い
PP加工…グロス:強い光沢感。強度アップは高い
マット:光沢感なし。強度アップは高い
細かいことを突っ込むなよ!
印刷色は1~2色が多い
飲食店の紙袋は、フルカラーは少ない印象です。
多くの場合が一色印刷、多くてもワンポイントで差し色を入れて二色というお店が多いです。
二色刷りなら印刷費が抑えられます。
食品を入れる紙袋は、どんなに素敵なデザインの紙袋でも使い捨てになる可能性の方が高いです。
ジュエリーや時計のような高級な商品の場合は高級な紙袋に入っていても違和感がありませんが、「消えもの」があまりに高級なパッケージに入っていると、無駄にお金を払ったようで逆に嬉しくないということもあります。
高級店の紙袋でも、そこそこの単価に抑え、高級感はデザインで演出するのがおすすめです!