コスメ、サロンで
よく使われる紙袋の特徴
小型で正方形サイズ
白色用紙に鮮やかな印刷
提げ紐はアクリル丸ヒモ
PP加工で高級感を出す
弊社でこれまでに製作したお客様の紙袋の中から、コスメショップ、コスメメーカー、美容サロンのオリジナル紙袋の特徴をピックアップしました。これからオリジナル紙袋を作るけれど、どんなものにしたらいいかわからないという方、同業者の人気のスタイルを真似てはいかがでしょう。デザインと仕様の参考にどうぞ!
小型のかわいいサイズ。形状は正方形に近く
化粧品などの小さな商品を入れる紙袋は、小型のものが好まれます。
女性はなぜか小さい紙袋が好きですよね。
小さい紙袋=高級品が入っているというイメージがありますし、小さいものはそれだけでかわいらしく感じます。
小さい紙袋を作るなら、フルオーダーか規格サイズオーダーの小サイズをご利用下さい。
フルオーダーはすべてオリジナルのサイズにすることができます。
規格サイズオーダーの小サイズは、高さをお客様のお好みにすることができるので、横長でも縦長でも正方形でも、自由な比率にすることができます。
・規格サイズオーダー 小サイズ(幅220×マチ120×高さフリー)
これが規格サイズオーダーの小サイズで作った紙袋です。
ちなみに、井上工業所で作ることのできる最小紙袋がこちら。
フルオーダーで、幅160×マチ30×高さ190mmです。
これで平均的な厚みの文庫本が2冊入ります。
3cmの薄さの紙袋という用途はあまりないかもしれませんが、小さい化粧品などを入れる紙袋なら、これくらい小さい幅と高さだとインパクトがありますね!
白色用紙に華やかな印刷
コスメショップ、コスメメーカー、美容サロンの紙袋なら、メインのお客様は女性ですね。
モノトーンのブランドも沢山あります。モノトーンのデザインには、ジェンダーレスなかっこよさ、高級感、先進性などを伝える効果がありますよね。
しかし、全体的には華やかな色合いのものが多いです。
綺麗な色は、爽やかさ、華やかさ、楽しさを感じさせます。
コスメや美容サロンは、実際に使ってみるまでは価値がわからないものなので、期待感が大事な商品です。
華やかなデザインは、美を想像させやすいのでしょう。
色鮮やかに仕上げるなら、コート紙、片艶晒クラフト紙、晒クラフト紙のいずれかの白色の用紙をお使い下さい。
コート紙はPP加工が必須となるので、コスト的に上がりやすいです。ご予算のある場合には、コート紙にPP加工をすると、高級感のある素敵な紙袋を作ることができます。
安価に作るなら片艶晒クラフト紙、ふんわりした質感にしたいなら晒クラフト紙がおすすめです。
使い捨て感が少なくなるアクリル丸ヒモ
紐には、アクリル丸紐が使われることが多いです。アクリル丸紐は、靴紐、ウエストの絞り紐、巾着の紐など、アパレルに使われる素材です。
そのため、紙製やPP製の紐よりも使い捨て感の少ない紙袋を作ることができます。
アクリル丸紐には、芯入りと芯なしがあります。芯入りは細い針金が紐の中に通してあり、紐を立たせることができます。
見た目にも感触も芯なしの方が柔らかさがあるので、コスメ用には芯なしが多いのですが、これはお好みでかまわないでしょう。
通常のオーダーでは芯なしがデフォルトになります。
芯ありをご希望の場合は、見積もりフォームの備考欄に「芯入り」とご記入下さい。
PP加工を施して高級感アップ
PP加工は印刷を保護し、紙の表面に新たな質感を与える最後のお化粧のようなものです。
破れや汚れに強くなる上、グロスタイプならツヤツヤの光沢を、マットタイプなら柔らかいつや消しの質感を与えることができます。
高級感の求められる紙袋には、よく使われる加工です。
カジュアルなイメージの商品なら加工なし、高級感のあるイメージの商品なら加工ありと使い分けて下さい。
ただし、昨今では過剰包装を嫌うユーザーもいます。高級な商品でも、オーガニックコスメなど自然派であることがウリのブランドは加工なしでナチュラルなパッケージにすることもあります。
ブランドイメージに合わせるのが大事ですね!