ケーキ店・和菓子店で
よく使われる紙袋の特徴
フルオーダーor規格サイズ
高さは低め
晒クラフト紙が人気
用途の幅を広くするデザイン
弊社でこれまでに製作したお客様の紙袋の中から、ケーキ店、和菓子店など、スイーツショップ様の紙袋の特徴をピックアップしてみました。中型で華やかでオシャレなデザインが多いので、見ているだけでも楽しくなります。これから紙袋を製作される同業者の方、デザインや仕様の参考にどうぞ!
商品を寝かせられるかどうかでプランが変わります
お菓子屋さんの中でも、和菓子店、焼き菓子専門店、チョコレート専門店などの紙袋はマチの形状が比較的奥行きが少ないものが採用されています。商品を倒して入れられるのなら、規格サイズオーダーを利用される方がお得だからです。
規格サイズオーダーの横幅とマチのサイズの組み合わせは三種類あります。
・規格サイズオーダー 大サイズ(幅320×マチ110×高さフリー)
・規格サイズオーダー 中サイズ(幅260×マチ100×高さフリー)
・規格サイズオーダー 小サイズ(幅220×マチ120×高さフリー)
洋菓子店様の場合は、横倒しは当然NGなのでマチが広い紙袋にする必要があります。
マチが120ミリ以上ある規格サイズのプランはないので、12ミリ以上の紙袋でしたらフルオーダーになります。
フルオーダーでも、弊社の場合は他店よりもかなりお値打ち価格をご提示しています。ご安心下さい!
・ジャストニーズフルオーダー(幅×マチ×高さ すべてフリー)
高さは低めで出し入れしやすく
高さをやや抑えると口が大きく開いて底まで手を入れやすいので、出し入れが簡単になります。
形を崩したくないお菓子を入れるのに合うので、正方形から横長の形状にするのがおすすめです。
規格サイズオーダーでも高さは自由なので、形状はお好きなものにすることができます。
晒クラフト紙が人気。和洋に合い、印刷も綺麗です
晒クラフト紙は、クラフト紙と聞くと茶色い包装紙を想像される方も多いでしょうが、これは白色まで漂白された紙です。
クラフト紙の丈夫さをそのままに、印刷した色を鮮やかに出すことができます。
クラフト紙は表面がややふわっとした手触りです。しかし、和紙ほどざらざらはしていません。雰囲気としては、コピー用紙よりも柔らかく、米袋よりはなめらか、といったところです。
そのため、印刷も綺麗に出すことができます。
6ポイント程度の小さな文字もくっきりと読めますし、イラストなどの繊細な色合いも華やかに出すことができます。
洋風は高級感、和風は控えめなデザインが多い
お菓子の紙袋は、そのまま贈答品として使われることを想定して、買ったお客様が人に渡して嬉しいものにされるのがおすすめです。
ご自宅用の雰囲気の紙袋だと、それだけで贈答品のニーズを逃がしてしまうからです。
特に洋菓子は、お土産の用途を加味して、上品で高級感があるものが好まれます。
そのために、何も高級な紙袋を作る必要はありません。
かかるコストは同じでも、ちょっとした工夫で華やかなデザインにすることができます。
例えば、この紙袋は最も安価な紙に一色印刷しています。
コストは抑えられていますが、シンプルな中に高級感があります。
一方和菓子は、贈答品として使われることに加え、弔事に使用されることも想定して、控えめなデザインが多いようです。
特に、色合いが華やかなものを作ると用途に合わない可能性があります。華があっても派手にならないよう、色を抑えてデザインするとよいでしょう。
この紙袋は、和菓子店のもの。家紋がちりばめられた総柄ですが、黒一色なので慶弔どちらにも使用できそうですね!