PP加工とは印刷物に行う紙の表面加工のこと
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ぴーぴーかこう
【PP加工】
紙に行う表面加工の一つ。ポリプロピレン製の薄いフィルムを貼り付けることで、印刷を摩擦や水濡れから保護する。
PP加工には、ツヤのあるグロスタイプとつや消しのマットタイプがあります。
単にPP加工という時はどちらを指しているか不明な状態ですが、マットタイプは「マットPP」と呼ぶことが多いです。
印刷の保護にはニス引きという方法もありますが、断然強度が高いのがPP加工です。
特に破れに強く耐水性が得られるので、本のカバーによく用いられます。
紙に厚みが出て形状がしっかりするので、紙袋にも最適です。
独特な質感が得られるので、高級感を出したい時にもおすすめ。
昔は、PP加工された紙は古紙回収に出すことができないと言われていましたが、現在は出すことができます。再生過程で異物を取り除く技術が発展しているので、問題ありません。
公益財団法人古紙再生促進センターが提示している禁忌品の中にも、PP加工は含まれていません。
このワードを使うシーンと、使い方
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例文 1
グロスタイプのPP加工をするとちょっとギラギラしすぎなので、マットPPにして優しい印象にした。
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例文 2
PP加工をすると強度がかなりアップするが、紙の手触りは消えてしまうので、和風の紙袋にはあまり使われないことが多い。和風の紙袋でPP加工をしたいならマットPPの方が自然で似合う。
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例文 3
この紙袋は中身が重いから、念のためPP加工で強度アップしておこう。
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