オリジナル紙袋の表面加工、PP加工について解説



キラピカに仕上がる強くて華やかなPP加工(グロス)
光を反射してツヤツヤ輝く!グロスPP加工
フィルムを貼り付けるから、水濡れ、破れに強い
PP加工のPPとは、ポリプロピレンのこと。ポリプロピレンは、一般的にプラスチックと飛ばれる製品の原料です。DVDケースやプランターなど、身近なところに使用されています。 このPPを薄い膜にし、印刷の表面に貼り付けたものがPP加工です。
紙を完全に覆うので、印刷のインク落ちを完璧に防げるだけではなく、紙を水濡れから守ることもできます。 紙は乾いていれば丈夫な素材ですが、水に濡れると繊維の絡まりがほどけやすくなり、破れにつながります。PPで覆ってしまえば、少しの雨であれば弾くので、紙の中まで水が染みこみません。
PPは破れに強いことも特徴です。紙のように流れ目(繊維の方向)がないので、どの方向に引っ張っても破れにくいのです。
マットタイプとグロスタイプの二種類が選べます
PP加工には、グロスタイプ(左)とマットタイプ(右)の二種類があります。 グロスタイプは三手の通り、濡れたような光沢が特徴。 雑誌の表紙などによく使われています。

マットタイプは、手触りがさらっとしていて、柔らかい光沢が特徴。 文庫本のカバー、パッケージなどによく使われています。
価格は若干違いがあります。 グロスタイプよりもマットタイプの方が若干高いです!
華やかさがあり、特別な用途におすすめの加工です
グロスタイプもマットタイプも、PP加工には見た目の高級感をプラスすることができます。 中でも、グロスタイプは豪華できらびやかなイメージ。 美容院、コスメ、雑貨店、ジュエリー、贈答品、アパレルなどの紙袋に使用されています。 マットタイプは、やや落ち着いていて柔らかいイメージ。 企業様の営業用、不動産関係、士業関係など、信頼性が求められる業種でよく使われています。
PP加工された紙袋でも、古紙回収に出すことができます
以前は、PP加工された紙は燃やすとダイオキシンが出る、古紙回収できないと言われていました。しかし、現在は問題ありません。 PPは燃やしてもダイオキシンは発生しません。また、古紙回収ではPPと紙を分離する工程があるので、PP加工された紙が混ざっていても回収してもらえます。
古紙の再生の工程は、新しい紙を作る工程の二倍の二酸化炭素が発生すると言われています。古紙100%の紙はかえって環境負荷が高いということが周知され初始めていますし、必ずしも古紙回収がエコというわけではないのです。
ただ、企業イメージをエコにふるなら、PP加工されたピカピカの紙袋よりも、未晒クラフト紙に一色印刷などシンプルなものにした方がメッセージ性は強いでしょう。
お客様インタビュー
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