ニス引きとPP水に強いのはどっち?(実験編!)
Category: 強度のこと紙、紐、加工など素材のこと
紙は水に濡れると強度が下がってしまいます。雨天時に持っても安心感のある紙袋にするなら、ニス引きか、PP加工がおすすめです。ニス引きは樹脂を塗るタイプ、PP加工はフィルムを貼付けるタイプの加工です。それではどちらが水に強いのか実験してみました。
A.
実験した結果、
どっちも3日は染みない!
今回は、ニス引きとPP加工の耐水性について実験するよ!
良い子のみんなは、おうちの人と一緒にやってみてね!
さっそくやってくれ。
どちらも晒クラフト紙で、ニス引きと、PP加工のもの。
テープで止めたらろ紙の完成。
最初はびくともしませんでした。
しかし、セットして3日目、ニス引きの方に異変が!
水滴が落ちてるみたい!
ちなみに、どんどん蒸発しちゃうので水は適宜継ぎ足しました。
この時点で、PP加工には何の変化もありません。
PPおそるべし。
鉄壁かと思われたPP加工から、ついに浸水開始!
見にくいですが、漏斗の先に水滴が一滴ついています。
あれれ!?
なんとPP加工の浸水がニス引きを追い抜いてます!
ニス引きは穏やかに染みてますが、PPはいざ染みると一気に水が出ちゃうという謎の結果に。
ニスもPPも、三日水を張っても染みないくらい強いってことがわかったね。
どうだまいったか。
じゃあニスとPPは、質感で使い分ければいいってことね。
やっぱり、樹脂を塗るのと、フィルムを貼付けるのでは強度に大きな違いがある。
コスト的にはニスの方が安いので、予算に合わせて選ぶのもいいだろう!
ニスもPPも、水を3日間張っていても問題ないくらいの耐水性があります。ただし強度はPPの方が上なので、摩擦、破れが心配な場合はPPの方が良いでしょう。用途、ご予算に合わせて加工をお選び下さい。
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