再生紙に含まれる古紙パルプの配合率とは
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こしぱるぷはいごうりつ
【古紙パルプ配合率】
古紙パルプ配合率とは、再生紙に含まれている古紙の割合のこと。
配合率が高いほど古紙の使用量が多くなる。
まず新しい紙を製造するために使用される「パルプ」は、植林木や間伐材などをチップ化した木材チップから繊維を取り出して作られています。
ここでは、段ボールや新聞紙などの古紙から作られた、古紙パルプを原料とした再生紙を語る上で欠かせない「古紙パルプ配合率」について説明します。
再生紙の中にどれだけの古紙が含まれているかは、とても大事なこと。
古紙パルプ配合率によっては、エコとは言えなくなるかもしれません。
古紙パルプを使用したリサイクルペーパーというと、なんだかエコなイメージ。
もちろん製品のアピール力にもなるので、ぜひともエコマークを表記したいところです。
しかしエコマーク取得にはいくつかの申請条件があります。
中でも最も重要なのが「古紙パルプ配合率」です。
製品によって細かく算定されており、それをクリアしないと許可はおりません。
配合率の規定は以下です(2020年11月時点)。
【印刷用紙】
・古紙配合率50%以上
・塗工印刷紙は塗工量両面で30g/m2以下
・非塗工印刷紙は白色度70%程度以下
【包装用紙・紙袋】
・古紙配合率30%以上
【情報用紙】(普通紙(PPC用紙)、フォーム用紙、カラープリンタ塗工紙、OCR用紙)
・古紙配合率70%以上
・PPC用紙、フォーム用紙、OCR用紙は非塗工又は微塗工(両面で12g/m2以下)
・カラープリンタ塗工紙は微塗工(両面で20g/m2以下)
・普通紙、フォーム用紙は白色度70%程度以下
紙袋だけに限っていうと、古紙パルプ配合率の他にも
・禁忌品(リサイクルできない紙のこと)でないこと
・取っ手が外せること
・有害物質が検出されないこと
といった、細かな要件があります。
また古紙パルプ配合率を明確に記載した「再生紙マーク」というものもあります。
公益財団法人廃棄物・3R研究財団が考案されました。
こちらはエコマークと違って申請許可の手続きが不要で、簡単に使用することができます。
表示規定もないので、デザインも自由。手軽にエコ製品であるをアピールすることが可能です。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
再生紙において「古紙パルプ配合率」が何よりも大切なキーパーソンだ。
例文 2
実は古紙パルプ配合率が高ければ高いほどエコってわけでもないんだけどね。
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