本機校正とは、本番と同じ環境での試し刷り
ほ
ほんきこうせい
【本機校正】
本機校正とは、本番と同じ環境や条件で行われる試し刷りのこと。
井上工業所では、色校正=本機校正となる。
印刷物の色合いは、全く同じデータを印刷しても、印刷機のメーカーや印刷場所の環境、インクの保管状態など様々な条件で仕上がり方が異なることがあります。
本機校正は、読んで字のごとく本番と同じ印刷機を使用します。
用紙、インキ、デザインもすべて本番通り。
もちろん製版が必要になるので、費用は割高ですが、実際に製作予定のものをじっくりと確認できるので、メリットは大きいと言えます。
井上工業所では、印刷物の色味が正しく出ているかを確認する作業「色校正」は、本機校正のみとなります。
●井上工業所・色校正代<2019年12月現在>
1色:9000円
1色+ラミネート:12000円
2色:18000円
2色+ラミネート:21000円
カラー4色:36000円
カラー4色+ラミネート:39000円
校正には大まかに分けて2種類があり、安価な「簡易校正」というものもあります。
しかし本機校正に比べてはいけません。
簡易校正はインクジェット方式で刷るので、もちろん本番とは違う印刷機、用紙、インキです。
製版を伴わないので費用は安く収まりますが、あくまで「簡易」になります。
板ズレやモアレのチェック程度なら簡易校正でもかまいませんが、やはり色味に関しては本機校正がオススメでしょう。
●特に本機校正をオススメする場合
・人物や食べ物など色彩が重要なグラフィック
・美しい色合いがポイントのグラデーション
・1万枚以上の大量製作
これらは特に注意が必要です。
すべての印刷が終わってから「思ってたのと違う」では済まされません。
本機校正にかかる費用よりも、実際の損害の方が大きくなることが予想されます。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
大量製作なら万全を期して本機校正を!
例文 2
本機校正を行わない場合「多少の色ブレは気にしません」ということでご了承ください。
例文 3
本機校正をかけるなら、予算と納期に余裕をもつことが大切。
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