簡易校正なら低価格で仕上がりを確認できる
か
かんいこうせい
【簡易校正】
簡易校正とは、印刷物の全体イメージをつかむための簡易的な確認方法。
あくまで試し刷りなので低価格だが、本番とは違う環境で作るので注意が必要。
本番の印刷機用紙インクを使って行われる本機校正とは異なり、レーザープリンターやインクジェットプリンターなどを用いたオンデマンド印刷で製作する簡易的な試し刷りが簡易校正です。
製版が必要な本機校正よりも格段に低価格ですが、色味の信頼性は低いのでそのままを信じてはいけません。注意が必要です。
あくまでも色は参考適度、それ以外を確認する方法とお考えください。
簡易校正で「色校正」はできません!
できるのは下の二つ。
・版ズレ(印刷のはみ出しやズレが生じること)
・モアレ(規則正しく配置された点や線が重なってできる縞模様)
●簡易校正で済ませてもいい場合
・色味にこだわらない。コスト重視
・特色で色番号を指定している
・プロセスカラー(CMYK)のベタ印刷
●本機校正をオススメする場合
・食べ物や人物などを描いている
(日常的に目にしているものは少し色が違うだけで違和感が出やすいため)
・色から色へのグラデーション
・製作枚数が大量
(特に、1万枚以上なら必ずしてください)
そもそも校正自体、必要なのか?と思う方も多いと思います。
実は今これを見ているパソコンやスマホによっても、色の見え方は異なります。
印刷機の種類や気温・湿度といった環境によっても色は変化します。
最終的な判断はお客様次第ですが、仕上がりに愕然とするくらいなら安心をお金で買うと思って行うことをオススメします。
またいくら低価格な簡易校正でも、校正後に修正があると更に費用が必要になります。
納期や修正は余裕をもって行ってください。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
井上工業所の色校正は本機校正で出されます。
高いけどしょうがない。こだわりカラー大量製作なら必ず確認を!例文 2
1000円程度の低価格で「校正」と歌っているお店があったら要注意。それは本機校正ではなく簡易校正です。
例文 3
「簡易校正は色味の信用性が低い」って言ったって、暖色が寒色になったりはしません。
むしろ本番よりキレイに見えちゃうこともあるそうな。
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