スミノセとは、色を重ねて印刷すること
す
すみのせ
【スミノセ】
スミノセとは、色を重ねて印刷すること。
墨ノセとも書く。
スーバープリントとも呼ばれる。
印刷物は「K(ブラック)」→「C(シアン)」→「M(マゼンタ)」→「Y(イエロー)」の順でインクを重ねていく上で、紙が伸縮してしいます。
それによって、位置が合わない現象が起こります。
オブジェクトの周りを縁どったように隙間が空いてしまうほど。これを見当ズレと言います。
そういった仕上がりの見栄えの悪さをカバーするために行われる処理が「スミノセ」です。
黒100%と聞くと漆黒の黒をイメージされる方が多いですが、そうではありません。
むしろ透明感のある黒色に仕上がることがあります。
「真っ黒」を望まれる場合は、スミノセではなくリッチブラックをご利用ください。
スミノセを黒色100%に対して自動で適応される処理なので、意図しない場合は少しでも別色を加えることで回避が可能です。
「例」
K99%、C0%、M1%、Y0%
黒色に支障がない程度、1%でかまいません。
英語表記ではBlack Over Print(ブラックオーバープリント)と言います。
スミノセは、墨を重ねる(ノセる)という意味からきているので、洋風に言うか和風に言うかの違いでしょう。
指している処理は同じことです。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
なぜか「スミノセ」とり「オーバープリント」の方が一般的によく聞きます。文字数多いのにね。
例文 2
範囲が大きいオブジェクトは要注意。
例えば人のイラスト。髪の毛部分をスミノセにすると、背景が透けてズラのようになってしまうかも……例文 3
スミノセが適応されるK100%よりも、他の色が混ざっている方が色に深みが出るらしい。
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