校正者から初めてくるドキドキの初校
し
しょこう
【初校】
初校とは、校正者による最初の校正作業のこと。
初校とは、クライアントから送られてきた原稿を元に作成した、最初の校正のことです。
「初めての校正」を略して「初校」と呼ばれています。
初めてがあるなら二回目もあるのかと言うと、あります。
自社の企画で自社制作している場合は、社内で校正するだけですが、デザイン事務所などではクライアントの発注で制作していることが多いので、自社内の校正をしてからクライアントの校正を受けるために制作物を送ります。
・初校
一番最初の校正。
クライアントが初回のチェックをして訂正したものを校正者に返すことを「初校戻し」と言います。
↓
・再校(二校とも言われる)
初校戻しされたものを再び校正し、クライアントへ送ります。
上記と同じように、クライアントから訂正されたものを「再校戻し」と言います。
↓
・三校
再校戻しされたものをまた校正し、クライアントへ送ります。
もちろん「三校戻し」もあります。
このように、四校、五校……と、クライアントからOK(校了)がでるまで校正は続きます。
似た言葉で「初稿」というものがあります。
読み方も同じ「しょこう」です。
漢字が一文字違うだけで間違えやすいのですが、意味が違うので要注意。
こちらはクライアントからもらう「最初の原稿」のことを言います。
・クライアントからデザイン事務所や印刷会社へ→「初稿」
・デザイン事務所や印刷会社からクライアントへ→「初校」
初校での行う主な作業
・文字や漢字、送り仮名、かな使いが統一されているかの確認。
・1行の文字数、1ページの行数、行間、フォントが指定通りかの確認。
・図版の位置、大きさなどの確認
校正すべき個所が見つかった場合には、該当部分に校正記号などを用いて修正の指示をします。
初校での修正が多いと、そこからの道のりがかなり長く感じられるかもしれません。
例えば「英数字は全角か半角か」といった細かなことも、あらかじめ社内で統一すべきルールとして確認しておいてください。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
クライアント「初稿できました!」
校正者「受け取りました!〇〇日以内に初校します!」例文 2
初校→校了が最短ルートです。
しかし後に修正があっても対応できないので、慎重に行ってほしいところ。例文 3
付箋だらけの初校がきた……。
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