PP加工された紙もリサイクルできます
PP加工をするとリサイクルできないって本当ですか?
Category: 紙袋と環境負荷のこと
PP加工をすると、古紙回収に出してもリサイクルできないため可燃ごみとして処理されている、PP加工は環境負荷が高いと言われてきました。
しかし現在はPPを剥がしてリサイクルする技術があり、古紙回収にそのまま出しても問題ありません。
A.
リサイクルできるし、燃やしても問題ない
うちの会社、エコに力を入れているから、それが本当ならPP加工やめようかなって思ってました。
けれど、今はそんなことはない。
そのままリサイクルに出しても、異物が混入するから、以前はリサイクルできなかった。
だから、PP加工されている部分だけ手作業で取り除いて可燃ごみに回していたんだ。
ポリエチレンやペットボトルもそうだ。
プラスチックも、それ単体で完全燃焼させればダイオキシンは出ない。
ダイオキシンの発がん性が話題になった時には、「何を燃やしてもダイオキシンが出る!」と騒がれて、小学校からは焼却炉が消え、庭でゴミを燃やす光景もなくなったけどね。
昭和生まれの人ならわかるんじゃないかな。
ダイオキシンは不完全燃焼した時に発生するから、確かに、小学校の焼却炉や庭でゴミを燃やすのは良くない。
でも、条件によっては燃やしても大丈夫なんだ。
焼却炉の能力が上がって、最近ではゴミ処理場の焼却時の有毒物質はかなり減っている。
自治体によっては、これまで不燃ごみとされていたプラスチックやゴム製品を可燃ごみとして処理できるようになってきているしな。
不燃ゴミは埋め立てるしかないから限界がある。焼却できるなら焼却した方がいいだろうな。
やっぱり可燃ゴミになっちゃうならPP加工は良くないんじゃない?
最近はPPを剥がして古紙をリサイクルしている業者もある。
ただね、前にも話したけど、古紙のリサイクル過程では化石燃料をたくさん使うんだ。
リサイクルしたってやっぱり二酸化炭素は出てしまう。
古紙100%の紙を作ると、新品の紙を作る時の二倍の二酸化炭素が出ると言われているくらいだ。
燃やしてもダイオキシンの心配はないし、リサイクルもできる…。
でも、燃やしてもリサイクルしても結局二酸化炭素が…。
つまりどっちが地球に優しいの?
紙袋は消耗品だから、エコについて考えるのはとてもいいことだ。
でも結局、人間の生産活動はどれも環境には優しくないって結論になるだろうな。
PP加工は、ひどく環境負荷が高いというものではないから安心してくれ。
1 ダイオキシンの心配はない
2 リサイクルもできる
ということも覚えておいてくれ!
とりあえず、PP加工してもそれほど困らないってことはわかりました!
だから、イメージを大事にしたいならPPはしない方がいいかもね。
商品や目的によって考えてみたらどうだろう。
PP加工をすると古紙のリサイクルができないと言われていましたが、現在はPPフィルムを剥がしてリサイクルしている業者もあります。また、PPはポリプロピレンでできているため、ダイオキシンは出ません。PP加工については、それほど環境負荷について心配することはないでしょう。
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