神DESIGNERかみりんの紙袋デザイン講座

底や折り返しまで柄を印刷するデザイン

Lesson6-01

展開図データを
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紙袋の印刷範囲は、紙の表面すべてです。つまり、底、口周りの折り返し部分までデザインを入れることができます。底や折り返しまで印刷をしたい場合は、井上工業所から紙袋の展開図データを取り寄せます。どのようにもらうのか、データの見方を解説します。

サイズを決定して、データを取り寄せる

入れるものの大きさから、まずは作りたい紙袋の大きさを決定します。サイズが決まったら、紙と紐を決めて見積もりの依頼をします。
発注することが決まったら、「お問い合わせはこちら」から「展開図のaiデータを希望」と連絡します。サイズに合わせたイラストレーターのデータが送られてくるので、それを使ってデザインします。

正面、背面、マチのデザインは先に進めておくこともできますが、折り返しや底のデザインを一緒にしたいなら、データを取り寄せてから作業した方が効率が良いでしょう。

こんなデータが送られてきます

入っているファイルは次の3つ。

【マチベタ】マチのみベタにする場合のフォーマット
【全面ベタ】全面ベタにする場合のフォーマット
【口折、底面印刷無し】正面、マチ、背面のみベタにする場合のフォーマット

すべての面に異なるデザインをするなら、どっちみち塗る面を自分で描かなければならないのですが、ちょっとだけ都合がいいので「マチベタ」を使用します。
開くとこんなデータです。

かみちゃん
かみちゃん: 点線で描かれているのが紙の大きさです。
わかりやすいですね!

塗り足し、塗り控えを理解しよう!

塗り足しとは、折り目にくるデザインを少しはみ出させること。
塗り控えとは、折り目にくるデザインを、少し小さく縮小すること。

これをする理由は、折り目から印刷がはみ出ないようにするためです。

紙袋は紙を折り曲げて作ります。
そのため、角ぴったりに印刷の境界線があると、もし1ミリでも印刷か折りがずれると、出したくない面の印刷がはみ出てしまいます。
デザインによっては、これがとてもみっともないのです。
印刷機と製袋機の精度が上がって、このズレはかなりなくなってきていますが、ずれるとすべてやり直しになってしまうので、万が一を考えて基本的に折り目には境界線がこないようにします

塗り足しの具体例はこちら。
正面からマチに少しだけ回り込むように境界線をはみ出させています。

口周りの折り返し部分も、このように境界線をはみ出させます。

正面図の左右の塗り足しは3ミリです。
正面図の天地の塗り足しは10ミリが目安
あくまでも目安とするのは、デザインによっては10ミリも塗り足しをすると狙った効果が出ない場合があるためで、ギリギリのラインを狙いたい時はもう少し少なくすることもあります。

塗り控えの具体例はこちら。
マチだけ塗りつぶす時は、正面に出てこないようにサイズを縮小しています。

塗り控えは3ミリです。

かみちゃん
かみちゃん: 次はいよいよ実際にデータを置いてみましょう!

塗り足し、塗り控えをしてないと刷版がストップするかも

井上工業所では、正面、背面、マチだけジャストサイズでデータを作って、あとはおまかせで入稿することができます。この場合は、塗り足しや塗り控えの作業を井上工業所でやっているのです。ご自身ですべて作業をする場合も、井上工業所でデータを開いてチェックはしますが、どこまでが意図したものでどこからがミスなのかは判断できないので、塗り足し/控えがされていないと確認のためにお時間がかかります。スケジュールに遅れが出る可能性があるので、ご注意ください。

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