折り返しの部分にQRコードを入れる方法について


Lesson
6
底や折り返しまで柄を印刷するデザイン 難易度★★★★★
Lesson6-06
折り返し部分に柄を入れQRコードを置く
正面、背面、マチ、底、折り返し、すべてに異なる柄を入れたいなら、それぞれの四角形を描いてから順にデザインを配置していきます。図のようなモノトーンで全面柄を配した紙袋のデザインの工程をお見せします。ここでは折り返し部分のデザインをします。
折り返し部分に柄を入れていく
これは正面図やマチと同じ要領です。
スウォッチに登録して柄を入れていきます。
画面左側にある折り返しにはQRコードを入れたいと思うので、コードの読み取りを邪魔しない明度差の少ない柄を入れたいと思います。
○シームレスパターン様より、以下の素材をお借りしました。
「ホワイト系の西洋柄アラベスク風パターン」
http://www.pattern-sozai.website/data/1245.php
「シマウマのアニマル柄、シームレスパターン」
http://www.pattern-sozai.website/data/92.php
左側にホワイト系のアラベスク、右にゼブラを入れました。


QRコードを作成する
QRコードは、ウェブ上で無料で作ることができます。「QR 作成」で検索すると色々なサイトが出ます。どこを使ってもOKです。
Google先生に聞いて一番最初にヒットしたのがこちら。
○QRのススメ様
https://qr.quel.jp/
「さっそく作る」をクリックして、目的別で「URL」を選んでURLを入力すると、簡単にQRコードをゲットできます。
ちなみに、このサイトで作成できるQRコードはURLだけではなく、自由メッセージをQRコード化することもできます。

簡単に作成できました。
色を選ぶことができますが、ここでは黒にしました。
「QRコードをパソコンに保存する」にして保存します。png形式で保存されました。

QRコードを配置する
「ファイル」→「配置」で保存したQRコードを呼び出して貼り付けます。
この折り返しは完成したら天地が逆になります。
なので、QRコードも180度ひっくり返しておくべきか?と思うかもしれませんが、実はQRコードは天地が逆でも正確に読み込むことができるんです。
斜め45度にしても、上下逆さまでも大丈夫なので、このまま配置してしまいましょう。


サイズを縮小します。
QRコードの、読み込める最小サイズは「3.75mm」です。こんなにちっちゃくても読み込めるんですよ!すごい!
でも、こんなに小さいと存在自体に気づいてもらえないので、だいたい1.5センチ角くらいがベストかなと思います。
選択しているオブジェクトのサイズは、右上に出ています。
バウンディングボックスで感覚的に縮小した場合、ここでサイズを確認しましょう。



QRコードの重大な注意事項
QRコードの最小サイズは3.57mm。上下は逆さまでも読み込めます。ただし、やってはいけないことがひとつだけ。それは、白黒を反転させないこと!これ絶対! QRコードは明度差を認識しているので、白黒を反転させると読み込めません。黒地にQRコードを白抜きで置くことはできないということです。黒地の上に置きたい場合は、白い四角形を置いて、その上にQRコードを配置しましょう。
Lesson
6
底や折り返しまで柄を印刷するデザイン 難易度★★★★★
お客様インタビュー
お悩みをどのように解決されたか教えていただきました。
-
良い第一印象を残すため、紙袋も含めて身なりを整える
株式会社トゥビッグ
不動産関連 -
こだわりがお客様にも伝わり、再利用してもらえる紙袋
SRY株式会社
アパレル -
もらって嬉しいことが大事!地元で愛される老舗企業の紙袋
株式会社チャンピオンカレー
飲食店・サービス業 -
テイクアウトの売り上げが大幅アップ!結果を出せるデザインの紙袋
株式会社ジュペット
デザイン会社