ソイインキとは、大豆油を使った印刷インキのこと
そ
そいいんき
【ソイインキ】
鉱物油の代用品として大豆油で作られた印刷用インキのこと。
現在はほとんど使われていない。
70年代のオイルショックを受けて、アメリカでは石油に依存しない印刷インキの開発が行われました。80年代には、大豆油を使った印刷インキが実用に足る製品となり、90年代に世界的に普及しました。日本では、平板印刷物の7割がソイインキとなった磁気もあります。
ソイインキは、鉱物油インキと比べて品質面でも劣ることがなく、古紙再生の際には剥がれやすいので化学物質の使用を減らすことができます。
環境負荷の低いインキのため、「ソイインキ使用」をアピールするマーク表示が行われてきました。このマークは、全米大豆協会という団体が管理しており、許諾申請して契約した企業だけが使用することができました。
しかし、2000年代に入るとバイオ燃料が注目され、世界的に穀物価格が高騰。大豆の価格も上がってしまったため、大豆油に依存するのもまたリスクがあることがわかりました。そこで、大豆に限らない複数の植物油を使ったベジタブルオイルインキが開発されました。現在、エコインキと言えば、ベジタブルオイルインキが主流です。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
「ソイインキ使用」というマーク、最近見ないと思ったらけっこう前に終わってた。
例文 2
ベジタブルオイルインキの中に、大豆油も含まれているから、ベジタブルオイルはソイインキの進化版と言える。
例文 3
ソイインキは役目を終えて今はロゴマークも使われていない。2011年までしかマークの申請は受け付けていないから、遠い将来、ソイインキマークがついていると時代特定の材料になるかも。
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