上質紙とは、印刷用の上質な洋紙のこと
じ
じょうしつし
【上質紙】
上質紙とは、化学パルプでできた上質な印刷用紙のこと。
上級印刷紙とも言う。
コピー用紙やノートに代表される、文字を書いたり印刷したりするのに適した白色洋紙です(着色されたものもあります)。
厳密には、コピー用紙には普通紙と上質紙があり、多く流通しているのは普通紙です。普通紙の明確な定義はありませんが、中質紙〜上質紙の品質のものが多く、再生パルプを含むものもあります。
上質紙には、基本的には再生パルプを含みません。
しかし、最近では古紙を含む上質紙も出てきており、定義が普通紙と上質紙の定義が曖昧になってきています。
そのためか、上質紙の説明をしているサイトはどうも的を射ないものが多いです。
一般社団法人日本印刷産業連合会によると、上質紙の定義は次のようになります。
・化学パルプ100%であること
・白色度75%程度以上
・非塗工
化学パルプとは、化学的な方法で取り出されたパルプのこと(これに対し、物理的にパルプを取り出す機械パルプというパルプがあります)。
化学パルプは機械パルプと比べてパルプの純度が高いので、より滑らかで美しい紙になるのです。
白色度は、漂白によるものです。
非塗工とは、コート剤などの塗布を行っていないという意味です。
これに対し、中質紙は化学パルプの配合率は決まっておらず、白色度75%程度以下も含みます。
上質紙は、コート紙のベースとなっている紙です。
紙袋では、印刷結果にこだわりたい時にお選びください。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
上質紙は白色度が高いので、印刷の色がきれいに出ることが特徴。ただし、滲みにくいというわけではないので、より鮮明・細密な印刷を求めるなら、コート剤を塗布したコート紙を選ぶとよい。
例文 2
普通紙には滲むと書いてないのに、なぜか上質紙の説明に「上質紙は滲む」と書いてあるサイトが多い。「上質紙は非塗工紙である」という説明にひっぱられているためと思われる。適切な説明ではない。
例文 3
コピー用紙にもいろいろある。比べると白色度が違う。上質紙のコピー用紙は、かなり白さが際立っています。
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