金赤とは?割合は?普通の赤と何が違う?
き
きんあか
【金赤】
輝くような鮮やかな赤のこと。
印刷・デザイン・出版などの業界で使われる言葉です。Webデザインしかしていない会社だと使うことは少ないかもしれません。
赤にもいろいろな赤があるので、一言で赤と言っても人によって受けとり方が違います。そこで、「輝くような赤」のことを現場の人が金赤と呼びはじめたようですが、これだってやはり抽象的な表現です。
そのため、現在金赤には2種類の解釈が存在しています。
ひとつは、M100%、Y100%。
もうひとつは、M90%、Y100%。
JIS慣用名では「赤」と「金赤」が区別されており、金赤は赤よりも、やや黄が強く朱に近い赤となっています。
印刷業界ではY90、M100を金赤と呼ぶことが多いです。
ほかの業界ではMY100を金赤と呼んでいるケースも多いです。両方とも現場で使われてしまっているので、どっちが正しい正しくないはもはやナンセンスなのかもしれません。
ただ、MY100を「赤」と呼ぶのはより一般的なので、それなら区別のないMY100をわざわざ金赤と呼ぶ必要がありません。どっちかと言うと、M90%、Y100%を金赤と呼ぶ方が理にかなっていると思います。
いずれにせよ、厳密な色の指定はCMYKではできません。モニターの環境がPCごとに異なるからです。ブレがない色の指定方法はDICかPANTONEの色番号を指定することです。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
なんとなく現場の人っぽい雰囲気があるからといって「金赤で」と言われた時に「ああ、金赤ね」なんて返さない方が無難だ。
例文 2
「セール用のデザインだから、セールの文字と日付、値段を金赤にして目立たせよう!」
例文 3
A「クリスマス用デザインだから高級感が欲しいし、リンゴはもっと深い赤の方がおいしそう。MY100よりも、深紅に近い方がいいんじゃない?」
B「チラシのデザイン歴が長いから、なんとなく赤を金赤にしちゃうのがクセで……」
A「少しシアンと黒を混ぜてみて」
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