220ワイドは、規格サイズ紙袋の中で最もマチが広いタイプです。見た目は小さいですが、底がしっかりあるので意外と多用途なのが特徴。食べ物を入れる用途にも、よく使われています。

カフェのドリンクカップには規格サイズはありません。ですが、だいたい裾がすぼまった形で、最大直径も100mm以下です。

ボール紙のカップ台紙を入れると安定します。2杯にぴったりサイズです。

次は食品パック。食品パックに規格サイズはなく、大きさは豊富です。ここでは、ちょうど入るであろう幅200mm×奥行き110mm、高さ40mmのサンドイッチのパックを用意しました。
食パンの大きさが、平均100～110mmなので、サンドイッチにするとだいたいこのサイズの食品パックになるのです。
もちろん入るは入りますが、問題は出し入れしやすいかどうか。

左右に指が入らないと掴みにくいので商品を傾けることになってしまいますが、奥行き110mmのパックなら問題なし。出し入れしてみると、使い勝手はOKでした。

本がどれだけ入るかやってみた

220ワイドの紙袋は、小さめなので破れに強いです。書籍を入れるのにも使えます。
まずは文庫本が何冊入るかやってみましょう。
書店さんはご存じのことと思いますが、文庫本のサイズは、A6判。幅105×高さ148mmです。厚みの上限は明確にはありません。
1cm未満の文庫本もありますし、分厚いことでお馴染みの京極夏彦の本は6cmあります。

文庫本は、縦向きでも横向きでもOK。レ・ミゼラブルとモンテクリスト伯が全巻入りました。シリーズ物の文庫を大人買い、という需要にも対応できるかと思います。

漫画本は、LPサイズ、コミックサイズ（新書と同じ幅）、B6コミックサイズ、トレードペーパーバック（大判マンガ）などのサイズがあります。コミックサイズまでは、幅が113mmなので縦にぎっしり入れることができます。
B6コミックサイズ、トレードペーパーバックサイズは幅が128mm以上なので、横向きになります。
容量は大体、縦入れで13冊、横入れで9冊でした。

箱入りハードカバーの児童書は3冊入りました。広辞苑もすっぽり入ります。こういう本はプレゼントにもよく使われるので、ビニール袋ではなく紙袋でもらえると嬉しいですよね。
220ワイドの紙袋は、書店さんにもおすすめです！

靴の箱が入るかやってみた

マチが120mmあるので、かなり多くの靴の箱が入るはずです！
23.5cmのレディース靴の箱を二つと、子ども用スニーカーの箱を用意しました。

靴用の箱は、もっと大きなものであった方が良さそうに見えますが、1足入れるなら、意外なことに「220ワイド」の紙袋は靴にぴったりです。

飛び出ているように見えますが、この紙袋は高さはお客様が自由に設計できるので、少し丈を長くすればテープで閉じられレますし、なかなかではないでしょうか。

A4書類がどれだけ入るかやってみた

A4書類の大きさは、210×397mmです。
幅220mmの紙袋ならぴったり入ります。

A4ぴったりサイズの書類やクリアファイルなら、220ワイドの紙袋に一応は入ります。ただし、ゆとりが一切ないので出し入れはしにくいです。
また、マチが大きいので書類が倒れやすいです。
書類をマチぎっしり入れると大変重いですし、120mmのマチを要する書類用の用途は少ないかもしれません。
書類用でお考えなら、A4サイズオーダーの方をおすすめします。