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紙袋のデザインは、折り加工がブレることを想定して、塗り控えと塗り足しをします

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紙袋のデザインは、折り加工がブレることを想定して、塗り控えと塗り足しをします

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紙袋の基礎知識 紙袋の基礎知識
紙袋の印刷デザインは、仕上がりの見栄えを考慮して手を加えるポイントがある。

4回目/全6回

紙袋の印刷デザインは、仕上がりの見栄えを考慮して
手を加えるポイントがある。

紙袋はほとんど全自動の機械で組み立てを行います。紙を折り加工する時に、どうしてもミリ単位で「製造ブレ」が起こるので、それを想定したレイアウトをしてください。

おねえさんとかみちゃん おねえさんとかみちゃん

紙袋は全部の面に印刷できるってわかったから、私はマチを思いっきり活用するつもりです。

それなら、「塗り足しと塗り控え」について説明しましょう。
これは紙袋のデザインをする上で、絶対に知っておいた方がいいお得情報ですよ。なぜこれが必要かというと、紙袋はミリ単位で製造ブレが起こる製品だからです。

ブレる??

わずかにズレるってことです。そうなると、デザインもずれます。
だから、あらかじめそれを考慮したデザインをするのが大事なコツです。

サラッと言ってるけど、そもそもブレるのが問題なのでは。

紙の種類や印刷や加工によって、紙の厚さや硬さはそれぞれ違います。これを、ほとんど全自動の機械で加工します。もちろん機械の調整はできますが、わずかなブレは仕方ないものなのです。紙は生き物みたいなもので、湿度によっても具合が変わると言われるからです。

紙は生き物……。紙袋印刷は深いなあ。

塗り足しから説明しましょう。
必要なのは、次の条件が重なる時。

  • ・ベタや総柄など、面全体の塗りつぶしがある

  • ・折り部分に塗りつぶし面の境界がくる

正面にベタ面を置いたとします。こんなデザインです。

この折りがズレると、こうなってしまう可能性があります。
マチの白い部分が正面に出てしまうと、かっこ悪いですよね。

こうならないように、正面のベタ面の大きさを必要サイズよりも広げておくのが塗り足しです。紙袋の正面の場合は、マチにかかるようにしておきます。
塗り足しは、2.5mmしておくと安心です
展開図を誇張するとこんな感じになります。

これなら、多少ずれてもマチの白い部分が出てこないですね。
わかった!マチだけ色をつけるデザインの場合は、小さめにするの?

その通りです。
それが「塗り控え」。塗り足しの逆バージョンね。
マチを塗りつぶすマチベタは、紙袋では定番のデザインです。マチが総柄も素敵ですよね。

マチと正面が両方ベタの場合は、正面に塗り足し、マチに塗り控えをして、境界線が折り目にこないようにします。

なるほど~。これで完璧にマスターしました。
これって口の折り返しや底の部分もですよね。

そう。折りが入る部分はすべて、製造ブレを考慮します。天地にベタがある場合は、ここも塗り足しか塗り控えをしてください。
折り返しと正面との境目、底と正面との境目は、6mm塗り足しすると安心です

はーい。

もうひとつ気をつけるポイントは、のりしろに塗り足しをすること。
のりしろは、本来は最終的には見えなくなる部分。だから、真っ白のままでいいやと思いがち。でも……

ズレるとのりしろが見えちゃいますね。

だいぶわかってきましたね。のりしろの隣にベタ面がくるなら、のりしろも塗り足ししておく必要があります。さっきの図では省略しましたが、本来は展開図の端にはのりしろがあります。
こんな全面ベタのデザインの紙袋の場合は、塗り足しです。

貼り合わせの部分は、右端と左端のデザインがつながる重要な部分だから、ここがズレていたり、白い部分が見えてしまうと台無しです。
単純なベタではなく、総柄だったり、絵柄や文字がまたがるようなデザインの場合は、注意してください。
あらかじめズレても問題がないデザインにしておくことも大事ですね!

完璧にわかりました!

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