無料で画像のキリヌキをする方法


Q.122
無料で画像のキリヌキや画像補正をする方法はありますか


Category: デザインや入稿のこと
有料のPhotoshopを使わずに、画像のキリヌキや補正ができる無料ソフト「PIXLR X」の基本的な使い方を解説します。Photoshopとまったく同じではありませんが、さまざまな加工もできます。
A.
PIXLR Xを使います


かみちゃん: 井上さん、前に無料で使えるPhotoshopみたいなソフトを紹介してくれたじゃないですか。ピクセラX。やってみたけど使い方がわからないです。
画像のキリヌキと色の調整をしたいんですけど。
画像のキリヌキと色の調整をしたいんですけど。

井上さん: いいだろう!落ち葉の画像からこんなデザインを作る工程で解説する。


かみちゃん: お、いいですね!

井上さん: まずはPIXLR Xの基本操作。
(1)画像の読み込み
●Google ChromeでPIXLR Xにアクセスし、「翻訳しますか?」と出たら「はい」を選ぶ。翻訳するか聞かれない場合は、☆マークの左にあるGoogle翻訳マークをクリックして、「翻訳」をクリックすると日本語になる。 「画像」をクリック。開くファイルを選択するとPIXLR Xに読み込まれる。
(1)画像の読み込み
●Google ChromeでPIXLR Xにアクセスし、「翻訳しますか?」と出たら「はい」を選ぶ。翻訳するか聞かれない場合は、☆マークの左にあるGoogle翻訳マークをクリックして、「翻訳」をクリックすると日本語になる。 「画像」をクリック。開くファイルを選択するとPIXLR Xに読み込まれる。


井上さん: (2)基本操作
・左側:ツール
・右側:レイヤー
・右下の水色のボタン:画像の保存(書き出し)
・下段:「アンドゥ」は「作業をひとつ戻る」、「リドゥ」は「作業をひとつ進む」(複数回アンドゥしたあとに、それをやめる)
・下段の丸で囲った部分の「+」や「-」:クリックすると拡大縮小ができる。
拡大縮小はマウススクロールでもできる。
・画像の表示場所を動かすには、スペースキーを押すとカーソルが手のマークに変わる。 手のマークのままドラッグすると、画像を掴んで動かすことができる。
・左側:ツール
・右側:レイヤー
・右下の水色のボタン:画像の保存(書き出し)
・下段:「アンドゥ」は「作業をひとつ戻る」、「リドゥ」は「作業をひとつ進む」(複数回アンドゥしたあとに、それをやめる)
・下段の丸で囲った部分の「+」や「-」:クリックすると拡大縮小ができる。
拡大縮小はマウススクロールでもできる。
・画像の表示場所を動かすには、スペースキーを押すとカーソルが手のマークに変わる。 手のマークのままドラッグすると、画像を掴んで動かすことができる。


井上さん: (3)トリミングをする
加工した画像を最終的にillustratorに配置して使うのなら、画像の使わない部分はトリミングしておいた方が使い勝手がいい。 まずは葉っぱ以外の部分をトリミングする。
ツールの上から二番目(クロップ)をクリック。
枠をドラッグして必要な部分だけ表示するようにする。
加工した画像を最終的にillustratorに配置して使うのなら、画像の使わない部分はトリミングしておいた方が使い勝手がいい。 まずは葉っぱ以外の部分をトリミングする。
ツールの上から二番目(クロップ)をクリック。
枠をドラッグして必要な部分だけ表示するようにする。


井上さん: (4)キリヌキをする
ツールの上から三番目(カットアウト)を選択する。先ほどのトリミングは自動で反映される。 カットアウトツールの「MAGIC CUT OUT」を選択する。 MAGIC CUT OUTは、Photoshopの自動選択ツールと同じ。クリックすれば画像の色や明度の違いを認識して、選択範囲を自動で作ってくれる。 ただし、自動選択は背景と選択したいものの差が明確な画像でないと使えない。理想は背景がベタの状態。 この画像は葉っぱ以外がほとんどモノトーンなので、自動選択でOK。
「寛容」はその認識の寛容さを示す。動かしてコツを掴んでくれ。
この画像は葉っぱと背景の違いがわりと大きいので、寛容値を80にする。
ツールの上から三番目(カットアウト)を選択する。先ほどのトリミングは自動で反映される。 カットアウトツールの「MAGIC CUT OUT」を選択する。 MAGIC CUT OUTは、Photoshopの自動選択ツールと同じ。クリックすれば画像の色や明度の違いを認識して、選択範囲を自動で作ってくれる。 ただし、自動選択は背景と選択したいものの差が明確な画像でないと使えない。理想は背景がベタの状態。 この画像は葉っぱ以外がほとんどモノトーンなので、自動選択でOK。
「寛容」はその認識の寛容さを示す。動かしてコツを掴んでくれ。
この画像は葉っぱと背景の違いがわりと大きいので、寛容値を80にする。


井上さん: 選択したい部分をクリックすると、このようになる。
繰り返しクリックして、すべて選択する。
葉脈の細かい部分が選択されていない。拡大して作業しよう。
繰り返しクリックして、すべて選択する。
葉脈の細かい部分が選択されていない。拡大して作業しよう。


井上さん: この先がわかりにくいんだけど、丸で囲った「切り抜きを」をクリック。
原語表記だと「INVERT CUTOUT」つまり反転カットアウト。選択範囲以外を削除するという意味だ。


かみちゃん: Google翻訳も完璧じゃないってことですね。

井上さん: 「INVERT CUTOUT」をGoogle翻訳にかけると普通に「反転カットアウト」と出るんだけどね。なぜこうなるのかは不明だ。
意味不明なところが出たら、英語表記に戻して自分で翻訳した方が早いな。

井上さん: (4)画像の色補正、フィルタなどで加工する
四角で囲った3つのツールは、上から「調整」「フィルター」「エフェクト」。調整は色味やコントラストなどを変えられる。フィルターはぼかしや粒子を粗くするなどの加工、エフェクトはそれらをボタン一発でできるよう、イメージ別にいくつかの加工がセットで行われるもの。
四角で囲った3つのツールは、上から「調整」「フィルター」「エフェクト」。調整は色味やコントラストなどを変えられる。フィルターはぼかしや粒子を粗くするなどの加工、エフェクトはそれらをボタン一発でできるよう、イメージ別にいくつかの加工がセットで行われるもの。


井上さん: 「調整」でモノクロにし、やや画像を暗く、コントラストを上げた。
「フィルタ」で粒子を粗くした。
いずれも数値を入れるとプレビューされるので、結果を見ながら調整できる。
「フィルタ」で粒子を粗くした。
いずれも数値を入れるとプレビューされるので、結果を見ながら調整できる。


井上さん: (5)保存(書き出し)
右下の「保存を」で書き出しができるのだが、このボタン、なんと四角で囲った範囲をクリックしても何も起こらない。
右下の「保存を」で書き出しができるのだが、このボタン、なんと四角で囲った範囲をクリックしても何も起こらない。


井上さん: 翻訳を原文に戻して「SAVE」を表示させると、元々のデザインはこれ。翻訳するとボタンのデザインが崩れるらしい(この状態だと保存できる)。


かみちゃん: え~。いちいち翻訳を解除するの面倒ですね。

井上さん: そう言うと思った。翻訳状態で保存する場合のコツはこれ。
ボタンのここをクリック。


かみちゃん: えー。何だそれ。

井上さん: ボタンが崩れているんだから仕方ない。いつか改善されると思うよ。
するとこのような画面になる。ファイルタイプを選んで「ダウンロード」をクリックするとデータを落とせる。
背景透明で書き出されているので、あとはこれをillustratorに配置して、透明度やサイズを変えて配置したら、サンプルで見せたデザインの完成。


かみちゃん: 今回は無駄話がなくて、すっごく解説っぽい解説でしたね!ぱちぱちぱち~!
PIXLR Xの使い方を駆け足で解説しました。ほかにもPIXLR Xの解説サイトはありますが、「保存を」ボタンの壊れについて説明している人がいなかったのでご紹介しました。真面目に解説しようと思えば、井上さんにもできるんです!
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