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色とフォントの組み合わせを知ろう

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色とフォントの組み合わせを知ろう

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紙袋デザイン講座 紙袋デザイン講座

色とフォントで変わるイメージの例

デザインに正解はありませんが、「色、フォント」がとても重要。その組み合わせから得られるイメージをある程度パターン化して自分の中にストックしておくと、迷いなく手を動かすことができます。色とフォントによるイメージの展開の仕方をご紹介します。

色とフォントで、意味まで変わる

選ぶ色一つで与えるイメージは真逆にもなります。
嘘だと思う方はこの画像を見て下さい!
背景が水色なら、可愛いてるてる坊主です。
でも、背景が赤い滴だと、残念なことが起きてるように見えませんか?

フォントもとても大事。
イラストでも、左は「よくわからない鳥の絵」に見えます。
右は、「不吉なカラス」に見えてきます。
同じ素材を与えられても、ちょっとした組み合わせの違いによって人は意味を作り出してしまうのです。

かみちゃん
かみちゃん: 脳が勝手に記憶を辿って組みあせて意味を作るらしいです。
脳ってすごいですよね。

同じ素材を使って、展開してみよう

紙袋のデザインをする場合、真っ白な画面に向かっていきなり絵を描く、という風に作業がスタートすることはあまりないでしょう。
ロゴなり、コーポレートカラーなり、なにかしらのイメージのとっかかりになる素材があると思います。
ひとつのモチーフを使って、色とフォントを変えて目的にあった展開をしていく技を知っていると、あっという間に作業が終わりますよ!

「RABBIT PAPERBAG」という文房具屋さんのロゴを想定して、パターン違いを作っていきます。

・目立たせたいバーゲン用紙袋
勢いのある太いゴシック体、消費をかき立てる戦闘色である赤を使用。
中央に大きく文字を据えることでバーゲンの開催を目立たせます。
特に、イベントは日付を大きく入れることで、期間限定であることを伝える効果があります。

・特別なお客様だけのセール用紙袋
ファミリーセールなど、特別なお客様向けのイベントの場合は、行き帰りに宣伝してもらう必要がないので控えめに。
ブランドのイメージを崩さない程度に特別感を出せるといいですね。

・クリスマス用
ベタにイメージカラーの「赤、白、緑」を使うと、他に特別なモチーフを入れていなくてもクリスマス感が出ます。
いつも使っている紙袋のデザインをそのままに、色だけ変えてクリスマスバージョンにしたいという時おすすめ。
いつものデザインに「ちょい足し」のアレンジは、通なお客様は返って喜ぶかもしれませんね。
クリスマス期間だけロゴのウサギにサンタ帽子を足す(右上)というのも手軽でかわいらしいです。
下段二つは、ベタなクリスマスカラーを使わない季節感アレンジです。

・バレンタイン用
背景は意外とシンプルでも、メッセージは伝わります。
左はチョコレートの包装のイメージ、右は暖色とハートだけで季節感を出してます。

かみちゃん
かみちゃん: なんか飽きてきたんでこの辺にします。

デザインの参考は世の中に溢れている

よく言われることですが、デザインというのは、無から有を生み出す行為ではなくて、無限にアレンジを繰り返していく行為です。モチーフは自然の中にも、すでに出回っている広告や商品パッケージの中にも、雑誌の中にも、いろいろな所に溢れています。何をどうしたらいいかわからない!という時は周りを見渡して参考になるものを探してみるといいですよ!

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