底ボールとは
そ
そこぼーる
【底ボール】
底ボールとは、紙袋の底部に入れる段ボール台紙のこと。
強度や安定感が向上する。
井上工業所では、オプションで底ボールを入れることができます。
補強のイメージが強いアイテムですが、それだけではありません。
むしろ「安定感が増す」と言った方が正しいかもしれません。
紙袋は大変丈夫にできているので、一般的な仕様の紙袋でも10㎏以上の荷物に耐えます(実際は仕様やサイズによりますが、過去に実験したデータをご覧ください)。
耐久性を重視した仕様の紙袋と、そうでない紙袋の2種類にそれぞれ1キロの水が入った袋を12個(12kg)入れるというものですが、なんとどちらも底が抜けたり、持ち手がちぎれることはありませんでした。
片手で持てる重さは10キロ前後が限界でしょうから、これだけ強度があれば十分です。
この実験結果からも分かるように、底ボールを入れなくても紙袋の強度はかなり高いです。
ただ、中に入れるものがシャンプーや液体ビン、分厚い辞書など重心が一点に集中するものは注意が必要。
どうしても一点に重さが加わり続けた場合、紙は弱くなります。
その場合は、底ボールを入れます。重さが分散するので破れや底抜けしにくくなります。
過去に、こんな製作事例があります。
幅700×マチ250mmの超大型紙袋を製作しました。3~4泊分の荷物が入るほどの大容量サイズです。
ボストンバッグのように厚手のしっかりとした生地ならまだしも、紙袋はどうあがいたって紙製品。
やはり一番は型崩れの心配でした。
そこで底ボールを敷くことにより、全体の安定感をアップ。
持った際にグニャリと曲がってしまうのを防ぐ効果があります。
見た目にも、全体の形が変形していたり底がボコりとゆがんでいては、よろしくありません。
形状をキープするという意味でも「安定感」は必要不可欠でしょう。
以上の点から底ボールは、書類が多い不動産会社様、液体ビンなど重たい商品の販売が多い美容院様、安定感が必要な飲食店様といった業種様からご利用が多いです。
また、紙袋の形状をしっかりさせたい時にも底ボールは使われます。腕時計やジュエリーなど、高級ブランドの紙袋は、中身が軽くても底ボールを入れていることが多いです。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
底ボールの安定感は企業の安定感。紙袋にしっかり予算を避けるなんて、頼りがいがありそうだよね。
例文 2
経費削減で底ボールをやめる。
例文 3
底ボールのボールとは、board(板)のこと。段ボールのボールも同じ。
例文 4
製作枚数の半分だけに底ボールを入れることもできる。安定感の必要な商品には底ボールあり、軽く小ぶりなものは底ボールなしという使い方も。
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