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モアレとは視覚的に発生する縞模様のこと

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モアレとは視覚的に発生する縞模様のこと

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もあれ

【モアレ】

モアレとは、規則的な模様を重ねたときに生じる縞模様のこと。
干渉縞(かんしょうじま)とも呼ばれる。

モアレの発生により「画像が意図したものに見えない」「滲んだように見える」など見た目が悪くなります。
PDF、PSDやTIFF、EPSなどの画像で発生します。

●モアレが発生する理由
・画像サイズを無理に拡大、縮小したとき
拡大、縮小をすることで網点の角度が変わってしまいアンチエイリアス(アミ点のまわりに発生するグレー部分)がかかってしまったり、データの歪みが生じる場合があります。
・細かい模様の背景
網点で作られたグラデーションや細かな編み目、水玉模様などは、印刷の際に網点が干渉しやすく、モアレの発生原因となります。
・スキャンした画像データ
スキャナーで取り込んだ画像は、印刷物そのものが持つ網点と印刷することで新たに発生する網点が干渉すしてモアレが生じることがあります。
・トーンを使ったデータ
異なる模様のトーンを重ねることによって、不均一な模様を作り出してしまいます。

●モアレを防ぐためには
・画像の拡大、縮小は処理ソフトを使用する
モアレが起きそうな画像を扱う場合は、Photoshoなどの画像処理ソフトで予め画像を処理してから使用しましょう。
また「ぼかし(ガウス)」機能やシャープネス処理を利用することで、モアレを軽減することも可能です。
・モアレ防止機能がついているスキャナーを使用する
高性能スキャナーには、モアレ防止機能が搭載されています。
・解像度の調整をする
低い解像度で作成してしまった場合は、データ内容に合った解像度まで上げてから使用しましょう。

美しい画像を表現するには、モアレは取り除きたいところ。
しかしどうしても発生してしまった場合は「ボカシ」で対応してください。
原稿の段階でモアレの出にくいものを検討することも大切です。

印刷業界の邪魔もののように扱われているモアレですが、実はモアレを利用して物体の立体形状を得る方法を、モアレトポグラフィと言い、モアレを積極的に利用することもあります。

このワードを使うシーンと、使い方

  • 例文 1

    自身でデザインをするならモアレは重大な問題だろう。

  • 例文 2

    モアレばっかり見ていたら目がチカチカしてきた。

  • 例文 3

    モアレが出そうな画像ならWチェックを心がけて。

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