お店の魅力や店主の人柄などが伝わるデザイン

ー 御社の事業について教えてください。

斎藤様： ロゴデザインやサイン（看板）の設計や、設置をしています。 また、パンフレット・ショップカード・メニュー表・ポスター等、販促ツールの企画、製作も行っています。

ー どんな風にデザインを考えるのですか？

斎藤様： お店の魅力や店主の人柄などが伝わるようにデザインを考えています。 個人経営ですと、店主の人柄にお客さんがつくことが多いです。 そのため、経営している方と対話し、その方のキャラクターをイメージできるように心がけています。 また、お店を表現する際には、そのお店が目指すコンセプトやメインターゲットとなる客層と、デザインに不一致が生じないよう等身大のイメージが伝わるかを重視しています。

ー デザインを作るには、店主やお店を深く理解する必要があるのですね。

斎藤様： 雑談を交えながら、どんな人か、どんなお店にしたいのかを紐解いていきます。 話す内に店主自身のイメージが固まっていくことも。 人と人同士でわかり合おうとする努力を大事に、お話しをお伺いしています。

ー サイン（看板）の特徴はどんなところですか。

斎藤様： 情報が伝わるスピードが早いというところです。 じっくり読んで理解するのではなく、ズバッと脳に入ってくるのが、サイン（看板）です。 グラフィックだけでなく、光を使って演出できるところも特徴ですね。

ー サイン（看板）を付けたお客様から喜ばれるのはどんなところですか。

斎藤様： 反響がダイレクトに得られるところです。 「看板をつけたら新規の患者さんが5人も来てくれた！」という接骨院を経営するお客様もいました。 そのクリニックはガラス張りなのですが、以前は景色に溶け込んでいました。 そこで、そのガラスの一部分に白い帯を敷いて、お店の情報や営業時間を記載。 「ここに接骨院がある」とわかりやすくなったことで、すぐに来院者が増えたのだそうです。

テイクアウトに力を入れるためオリジナル紙袋を制作

ー どのような紙袋をご制作いただきましたか？

斎藤様： クライアントの榎本ハンバーグ研究所様の、テイクアウト用の紙袋を制作いたしました。

ー 依頼の経緯や、依頼時のお悩みはどのようなものでしたか？

斎藤様： コロナ禍でイートインのお客様が減っていたため、テイクアウトに力を入れるためオリジナルのテイクアウト用の紙袋を作りたいとのご依頼でした。 以前は持ち帰りの袋をビニール袋で対応していたそうなのですが、安定性が悪く、商品が傾いてしまったり汁がこぼれてしまったりと困っていました。 また、ビニール袋ですと、持ち帰りの際に別の大きな袋やしっかりした袋の中に入れられてしまうこともあり、宣伝効果があまり見込めなかったというのもあります。 一人前で約2000円という単価がそれなりの商品のため、それに見合った特別な袋を用意したいという想いもありました。 宣伝効果を高めたり、お客さまの満足度をアップさせたりしたいと考え、井上紙袋さんでオリジナル紙袋を制作することになりました。

宣伝効果が高まるようインパクトあるデザインに

ー 新しい紙袋に期待したものは何でしたか？

斎藤様： お持ち帰りのお客様に持って歩いていただくことでの宣伝効果を考えました!

ー 宣伝効果の高い紙袋にするためにどんな工夫をしましたか？

斎藤様： インパクトが出るよう、ハンバーグを模した「研」のロゴを大きく入れました。 持って歩いているのを見た人が「何だろう？」と思うデザインにしています。

ー デザインについて教えてください。

斎藤様： 大きい丸研マークと側面にはフライパンをレイアウトしています。フライパンは実際の店舗にあるフライパンサインをモチーフにしております。

ー 紙（未晒クラフト紙）はなぜ選びましたか？

斎藤様： 白色の紙よりも香ばしくて美味しそうなイメージがするからです。

ー 紐（PPヒモ）はどのように選びましたか？

斎藤様： ハンバーグは重いので、持ち心地が柔らかいPPヒモを選びました。 色は、ヒモが目立ってしまわないよう、印刷の色に合わせました。

ー 表面加工（マットニス引き）はなぜ選びましたか？

斎藤様： インクを乗せたままだとテカるので、マットニス引き加工をしました。 渋さを出したかったので、仕上がりの雰囲気もぴったりでした。

テイクアウトの売り上げが大幅にアップ！

ー どのように井上紙袋を見つけてくださいましたか？

斎藤様： インターネットで「オリジナル紙袋」と検索しました。

ー　何社か相見積もりを取ったとのことですが、最終的に井上紙袋にご注文いただいた決め手は何でしたか？

斎藤様： 5～6社から見積もりを取った中で、ダントツにリーズナブルだったからです。 井上紙袋さんは他社さんの７割程度の価格でした。

ー 依頼時の対応はどうでしたか？

斎藤様： 基本メールでのやりとりでしたがとてもスムーズな対応をしていただきました。 最低枚数や入稿の仕方などを質問したのですが、わかりやすく説明してくれて良かったです。

ー 完成品を見た時の印象、実際使ってみての印象をお聞かせください。

斎藤様： イメージ通りに出来上がりとても満足です。 紙の感じもいいですし、インクの乗りもばっちりです。 立体物として仕上がった姿を見て、「カッコいいな」と感激！ たくさん写真を撮影して、Instagramにも投稿しました。 クライアントである榎本ハンバーグ研究所様にも、「いいね！かっこいい！」と喜んでいただけました。 テイクアウトも随分売り上げが上がったようで、紙袋の追加注文をいただきました。 売上アップまでコミットできたことで、役に立てたと強く実感できております。 榎本ハンバーグ研究所様は今後も店舗を発展させていきたいとのことですので、紙袋も一緒に様々な変化を取り入れていきたいと思っています。 「結果を出せるデザイン」であることを大事に、これからも色んなお店様の役に立っていきたいです！