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なぜ、どんな紙袋を作りましたか?

お客様インタビュー
Vol.35

あわら温泉女将の会

紙袋はオリジナル日本酒『女将』を包むドレス

業種: レジャー・宿泊施設
2023年05月01日

お客様情報

あわら温泉女将の会

https://www.awara-onsen.org/wakakusa/

福井県あわら市にある、あわら温泉の13軒の旅館の女将が集う会。1992に発足。同温泉街を盛り上げるため、協力して様々な活動を行っている。

お答えいただいた方

  • 白和荘 女将
    立尾 清美

おもてなしの心を形に

ー 『あわら温泉女将の会』について教えてください。

立尾様: 福井県あわら市にある温泉街、『あわら温泉』の13軒の旅館の女将が集う会です。 温泉街を盛り上げるために、PR活動を始め、地元の農業者との共同プロジェクト、各種研修への参加、資格の取得など様々な活動を行っています。 全国の女将の会を探しても、これだけ活動の幅を広げて団結しているのは自分たちの会だけであると自負しています。 また、2024年春に北陸新幹線敦賀開業を控え、もうすぐ福井県に線路が延伸する予定です。 あわら温泉開湯140周年も控え、温泉街全体が機運醸成のムードになりつつあります! 私たち女将の会も「おもてなしの心を形に」をビジョンに掲げ続け、全国からお客様をお迎えさせていただけるよう準備しております。

ー 特に力を入れている活動はどんなことですか?

立尾様: 2013年に女将全員が『利酒師』の資格を取得し、2015年には純米吟醸生貯蔵酒『女将』をリリースしました。 『女将』は田植えから稲刈り、酒造りの醸造まで、私たち女将が手がけています。 あわら温泉にお越しの方しか飲めないという限定感は多くの方々にご支持をいただき、コロナ禍を経て再び昨年も4000本を販売! 首相官邸へ表敬も行わせていただきました。 北陸新幹線敦賀開業に向けて様々な商品開発を開始し、新しく発泡酒のご提供も始めています!

ー とても本格的な活動なのですね。

立尾様: 地元やお客様のニーズに応えようとすることで、自然と周りの方々の協力に乗って本格的な活動に発展させることができているのだと思います。 初めは要請に参加する形だったところもありましたが、様々な活動を通じ、だんだん女将一人一人が意思を持った集まりとして成長を遂げることができました。 時代の過度期の中にあって、女性の地位向上を私たち自身が体感できた貴重な歩みでもあります。

サンプルを取り寄せ、じっくりと検討

ー どのようなシーンで紙袋が活躍していますか?

立尾様: 2年目より日本酒「女将」を売店にて販売することとなり使用しています。 その年に首相官邸に持参する際にも活躍しました。 瓶の容量は720mlと300ml。 紙袋は720mlの瓶がしっかり収まり、かつ300mlの瓶ですと飲み比べができる2本セットが入ります。 新商品の発泡酒「OKAMI no AWA」もこの紙袋にお入れします。

ー 依頼の経緯や、依頼時のお悩みはどのようなものでしたか?

立尾様: こだわりのオリジナルのお酒を販売するのですから、お土産需要も鑑みて、専用のパッケージを作ろうということになりました。 当初、温泉街や駅で持っていて誰もが素敵だと思える紙袋はどんな材質なのか、紐はどうしたらよいのかなど全くわからず、デザインおよび仕様には悩みました……。 そこで井上紙袋さんからサンプルを取り寄せ、じっくりと検討して素材を選びました。 2~3万円をかけて試作品もつくってもらいました。

パッケージである紙袋も、大事な商品の一部

ー デザインについて教えてください。

立尾様: 女将全員がパッケージ(紙袋)も商品の一部であると考え、私たちの思いをすべて表現したものをオーダーしたいと思いました。 地元あわら市の木である「梅」をモチーフに、上品な仕上がりを追求できたらと考えていました。 井上紙袋さんにこのアイデアをお伝えしたところ、梅の柄を作ってくださったり、マチにグラデーションを入れることをご提案くださったりしました。 イメージを伝えただけで形にしてくださったことは、とても助かりました。

ー どんなところが大変でしたか?

立尾様: やはり13人の女将の意見やイメージを統一するのには、とても時間を費やしました。 試作品を作った際には、他の12人の女将を一人ずつ訪ねて試作品を見せて、意見をヒアリングしつつ決定していきました。

ー 紙(A2コート紙)はなぜ選びましたか?

立尾様: イメージをお伝えして、井上紙袋さんにお任せしました。

ー マットラミネート加工を選んだ理由を教えてください。

立尾様: こちらも井上紙袋さんにお任せしました。 上品な感じがイメージにぴったりです。

ー 紐(アクリル丸ヒモ)はどのように選びましたか?

立尾様: 3色の紐のサンプルをいただいて、女将みんなで決めました。 ピンク色や藤色などの柔らかい色味の中から、『うすべに』という色を選びました。

商品を包む紙袋も含めて、トータルで『女将』

ー どのように井上紙袋を見つけてくださいましたか?

立尾様: インターネットで検索して見つけました。

ー 井上紙袋にご注文いただいた決め手は何でしたか?

立尾様: ホームページに作り方がわかりやすく載っていたため、井上紙袋さんにまず相談してみることにしました。 その際に「ここなら信頼がおける」と感じたため、制作を依頼しました。

ー 依頼時の対応はどうでしたか?

立尾様: とても親身になっていただいた記憶しかないです。 良い紙袋が作れるように様々な提案をしてくださったので、一緒に歩んで作り上げたという感覚があります。 現在はメールのやり取りだけですぐオーダーできる手軽さも、とてもありがたいと思っています。

ー 完成品を見た時の印象、実際使ってみての印象をお聞かせください。

立尾様: ばっちりでした! 期待が大きかったため仕上がりに対してプレッシャーもあったのですが、想像以上の素敵な紙袋ができました。 到着した直後は、紙袋を持って歩いてくださる人を想像して、女将みんなで大盛り上がりしました。 お客様からは「こんな可愛い紙袋に入れてくれるんだ!」と嬉しそうに言っていただけることが多いです。 プレゼントに用いられるお客様も多いため、お役に立てていることも嬉しいですね。 『おもてなしの心を形に』という考えを大事に、今回の紙袋も企画しました。 お酒本体が『女将』という名前なので、言うなれば紙袋は『女将のドレス』ですね! 商品だけでなく、それを包みお渡しする紙袋も含めて、トータルで堂々と『女将』です。 これからも多くの人の心を癒せる場所・存在でいられるよう、おもてなしの心を伝えていきます!

この商品のスペック

カテゴリ
ジャストニーズフルオーダー
業種
旅館
都道府県
福井県
枚数
3000枚
製品単価/枚
100円台〜
用紙
A2コート紙157g/㎡
サイズ
正面180(W)×マチ90(D)×高さ345(H)mm
印刷
カラー4色印刷
表面処理
マットラミネート
提げ手
アクリル丸ヒモ4×4紙芯入り
オプション
なし
運賃送料
  • 梅」をモチーフに
    上品な仕上がり
  • 試作品で
    じっくり検討
  • 商品を包む紙袋も
    おもてなしの心

お客様情報

あわら温泉女将の会

福井県あわら市舟津第48号19番地−1

https://www.awara-onsen.org/wakakusa/

福井県最北端のあわら市にある、北陸屈指の名湯との呼び声の高い「あわら温泉」。同温泉街の13軒の旅館の女将が集い「あわら温泉女将の会」が発足された。PR活動を始め、地元の農業者との共同プロジェクト、各種研修への参加など、同温泉街を盛り上げるため協力して様々な活動を行っている。2013年には女将全員が「利酒師」の資格を取得。2015年には純米吟醸生貯蔵酒「女将」をリリースし、首相官邸へ表敬も行っている。

お答えいただいた方

  • 白和荘 女将
    立尾 清美

    大学勤務を経て、結婚を機に旅館業界へ。当時バブルで湧くにぎやかな芦原温泉に惹かれ、女将として共に歩むことを決意する。当初、旅館同士はライバル関係だったが、「芦原温泉街を盛り上げる」という目的のもとに女将同士での交流を始め、結束を固めていく。「おもてなしの最前線で働き、現場やお客様を一番知っているのが女将」であることを大事に、様々な活動に取り組んでいる。
    ★白和荘の公式HP⇒ http://www.hakuwaso.com

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