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なぜ、どんな紙袋を作りましたか?

お客様インタビュー
Vol.15

seed one style

ずっと変わらないショッパーをブランドの象徴に

業種: アパレル
2022年12月23日

お客様情報

seed one style

https://www.seedonestyle.com/

兵庫県高砂市にアトリエを構える、アパレルブランド。『happyの種をまこう』をコンセプトに、セミオーダーを中心とする独自のカジュアル服を提案。手書きのオリジナルの柄や刺繍が人気。

お答えいただいた方

  • 代表/ディレクター
    籠谷 裕美
  • デザイナー
    籠谷 美桜

日本製の服を次の世代につなげたい

ー 御社の事業について教えてください。

籠谷様: テキスタイルのデザインから販売、受注制作まで一貫して行うアパレルブランド『seed one style』を運営しています。 主に全国の百貨店やギャラリーでポップアップショップを展開しています。

ー 『seed one style』様の特徴はどんなところですか?

籠谷様: 動植物をモチーフにした、ポップでカラフルなオリジナル柄を多数展開。 大人が着用した際にかっこよさのある可愛さが感じられる、おしゃれでモダンな服を作っています。 着心地や質感も重視しており、播州織、岡山デニム、和歌山ニットなど日本製の天然素材をメインに使用。 セミオーダーでは、既製品が合わない方にも自分の体格に合ったものを着てもらえるよう、デザインおよび縫製を行っています。 また、弊社では各縫製士さんとお互いに支え合う形でお仕事をしています。 アトリエに専属の縫製士さんが3人、日本国内に提携している縫製士さんが数名在籍。 彼らの高い縫製技術は、日本の宝だと私は思っています。 次の世代の縫製士を育てるためにもコンスタントに仕事を作っていきたい、という想いを胸にブランド運営に取り組んでいます!

ー どんなお客様が多いですか?

籠谷様: 新幹線などを使って展示会へ駆けつけてくださるお客様がいたり、十数年愛用くださっている服を着て展示会に来てくださったり、seed one styleの写真フォルダを自作で作ってくださったりする方々に日々支えられています。 一度気に入ってくださった方が何度も足を運んでくださることが多いです。 そのため、その方たちをイメージして服を作ることもあります。 ここ最近は、ご友人、ご夫婦、兄弟、親子さらにはお孫さんとご家族でご愛用くださる方やご紹介くださる方が多くありがたいなぁと感謝しています。 これからも長くお付き合いいただけるブランドでありたいと願っています。

一生懸命つくった洋服をお渡しする時に満足できる袋をつくりたい

ー どのようなシーンで紙袋が活躍していますか?

籠谷様: ポップアップショップでお客様にお渡しする時に使用しています。 中身は洋服、雑貨などです。

ー 依頼の経緯や、依頼時のお悩みはどのようなものでしたか?

籠谷様: 以前は無地の紙袋にシールを貼るだけなのでしたが、それでは他のお店でもできることですし、おしゃれにするにも限界がありました。 一生懸命つくった洋服をお渡しする時にその袋では満足できなかったので、初めてオリジナルの紙袋をつくろうと思いました。

360度つながるデザインの紙袋

ー 新しい紙袋に期待したものは何でしたか?

籠谷様: お渡しした時にお客様が喜んでくれて、また、その紙袋を二次使用したいと思ってもらいたいなと思いました。

ー デザインについて教えてください。

籠谷様: 『KAKERU』というブランドを象徴する柄を使用しています。 360度つながるデザインになっており、側面には『ASK SEEK KNOCK(求めよ探せ門を叩け)』というブランドメッセージを入れています。 再利用してもらえるよう、あまり商業的じゃない、純粋に持っていておしゃれな紙袋にしようと考えました。 『その人の日常の中でもう一度使える紙袋』を軸にデザインをしています。

ー サイズはどのように決めましたか?

籠谷様: 今まで使ってきた既製品の紙袋の中で、一番使い勝手の良いものに色々入れてみました。 コートまで入るサイズで、かつ再利用しやすく保管しやすいサイズに調整しています。

ー 紙(未晒クラフト紙)はなぜ選びましたか?

籠谷様: 手作りを連想させる素朴な風合いがいいなと思いました。 また、予算があったため、1色刷りで素敵になるように考慮。 未晒クラフト紙の茶色に黒色で印刷をするのが、かっこよくてブランドに似合うと思いました。

ー 紐(アクリル丸ヒモ)はどのように選びましたか?

籠谷様: 親子2人で意見を出し合ったり、サンプルを見たりして決めました。 アクリル丸ヒモの温かみのある雰囲気や、しっかりしていて再利用にも耐えるところがいいなと思いました。 芯入りにしたのは、持った時にキレイでかわいいからです。

ー ヒモの留め具を工夫していらっしゃるのですね。

籠谷様: はい。ボタンにカラー輪ゴムを通したもので手提げヒモを留めています。 留め具は一個一個手作業でつくっています。 かわいいボタンが余っていたのもあり、紙袋にちょっと一工夫したいと思いました。 早くつけられるよう、また、シールを紙袋に貼ってしまうと破れたりして再利用できなくなってしまうため、ゴムで留めています。

ー 加工なしを選んだ理由を教えてください。

籠谷様: 手作りっぽさが消えないようにと加工はしませんでした。 結果的に予算が抑えられたところも良かったです。

この紙袋を100年使い続けていきたい

ー どのように井上紙袋を見つけてくださいましたか?

籠谷様: webサイト検索です。 数件の紙袋屋さんに見本などを送っていただきました。

ー 何社かお問い合わせなさったとのことですが、最終的に井上紙袋にご注文いただいた決め手は何でしたか?

籠谷様: ホームページに掲載されている事例の中に、作りたいと思うものがあったからです。 また、サイトが親切で、依頼プロセスや費用感がわかりやすかったのも良かったです。 送っていただいたサンプルも参考になりました。

ー 依頼時の対応はどうでしたか?

籠谷様: サイズや紙、紐の色などお聞きしましたら丁寧に答えてくださり、すごく助かりました。 また、見積もりなどもスピーディーでした。

ー 完成品を見た時の印象、実際使ってみての印象をお聞かせください。

籠谷様: 三方向にまたがるデザインだったのですが、材質、印刷とも申し分なかったです。 想像以上の仕上がりでした。 まず、印刷がきれいです。細かい線もぼけたりつぶれたりすることがなく、薄い線までくっきり出ています。 全体的に歪みがなく、角もピシッとしていますし、中の糊付けも丁寧に施されています。 見えないところまできちんとしている、国産品質のこだわりを感じました。 お客様からも「かわいい」や「この紙袋がほしい」といったお声をいただいています。 SNSで紙袋をお披露目した際にも喜んでいただけました。 紙袋を再利用してくださっている方々もいらっしゃいます。 病院で手荷物を入れるのに使ってくださっていたり、宅急便で出してくださったりしているそうです。 色んなものを入れてサブバッグとしてご利用くださっている常連さんや、『seed one style』のグッズとしてコレクションしてくださっている方もいます。 ありあわせの物でなく、全部自分たちで考えてデザインした紙袋で商品を送り出せるので、本当に作ってよかったと思っています。 ショッパーは、商品以外にお客様に持ち帰ってもらう物の代表です。 商品は変わっても、ショッパーは変わらないものでもあります。 デザインは私たちの原点の柄を用いており、『ここから始まった』と思い起こさせてくれます。 お客様のご愛顧に対して私たちができることは、『続けること』です。 それを忘れないためにも、ブランドの象徴として、この紙袋を100年使い続けていきたいです。

この商品のスペック

カテゴリ
規格サイズ320
業種
アパレルブランド
都道府県
兵庫県
枚数
1000枚
製品単価/枚
60円台〜
用紙
未晒クラフト紙120g/㎡
サイズ
幅320×マチ110×高さ320mm
印刷
1色印刷
表面処理
なし
提げ手
アクリル丸ヒモ
オプション
なし
運賃送料
  • 三方向に
    またがるデザイン
  • ボタンと輪ゴムで
    オリジナルの留め具
  • 商品は変わっても
    ショッパーは変わらない

お客様情報

seed one style

兵庫県高砂市阿弥陀町魚橋629-3

https://www.seedonestyle.com/

兵庫県高砂市にアトリエを構える、アパレルブランド。『happyの種をまこう』をコンセプトに、セミオーダーを中心とする独自のカジュアル服を提案。母の裕美さんがブランドのディレクションを行ない、娘の美桜さんがテキスタイルやイラストデザインなどを手掛けている。手書きのオリジナルの柄や刺繍が人気。主に日本製の天然素材の生地を使用し、女性縫製士が一枚ずつ丁寧に仕立てている。オンラインショップの他、ショールームや百貨店で開催される展示会などで販売やセミオーダーの受付をしている。

お答えいただいた方

  • 代表/ディレクター
    籠谷 裕美

    企画からデザイン、販売、布企画、縫製管理、材料の調達、SNSまでマルチに活躍中。
    3人の子育てをしながら、手作り品の持ち寄り販売を行うオープンハウスを主催。そこでの出会いをきっかけに、オーダー服を必要としている方と服を作りたい方の橋渡しを始める。
    その後、パタンナーやプロの縫製士との出会いを経て、現在に至る。

  • デザイナー
    籠谷 美桜

    18歳のころより手伝いを始め、伊勢丹での展示会にて手書きイラストTシャツの実演販売を行い好評を博す。その後、オリジナルの生地制作などにも着手。実地で学びながらテキスタイルやイラストデザインを行う。デザイン時に大事にしていることは、「洋服として柄の大きさが合うか」や「全体を通して絵がつながっていること」など。動植物から着想を得ることが多いという。

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