井上さん： もう少し具体的に説明しよう。
紙袋のサイズにもよるけれど、ハッピータックタイプ　320×110×400(H)mm（お土産屋さんでよくみるサイズ）の場合、およそ幅700×奥行き350mm×高さ320mmのケースに100枚ずつ入れて納品する。
小さい紙袋の場合は多少小さい箱になるけれど、ここでは「だいたいミカン箱サイズ」と思ってくれ。
1万枚の大量生産の場合は、ミカン箱100個になる。

井上さん： 5個×5個の一面25個を4段重ねにするとこんな感じだな。

井上さん： グラビアアイドルの平均身長が160cmだからだ。わかりやすいだろう。

井上さん： 100人乗っても大丈夫なアレは『ガレーディア』という車庫なんだが、間口3メートル、奥行き6メートルあるから余裕で入るな。

井上さん： CMでは一回も「物置に100人乗ってる」とは言ってないぞ。
そんな話はどうでもいいか。 倉庫を持っている会社はいいけれど、事務所の片隅に100個積んでおくってのは難しいだろうね。 荷崩れを起こすと危ないから、たくさん積み上げるのもおすすめしない。 ちゃんと棚に入れる方が使い勝手もいい。

井上さん： そんな時は、井上工業所が在庫保管サービスをやっているから、それを利用すればよいのだ。

井上さん： 在庫保管サービスとは、井上工業所が在庫を保管して、お客さんは好きな時に好きな量だけ受け取るサービスだ。製造費用は安くなるし、しょっちゅう在庫切れを起こすこともなくなる。手元の紙袋がなくなってきたら連絡するだけでOK。中一日で発送する。しかも送料は無料。 保管料はいただくが、差し引いてもプラスが多い。

井上さん： ただし、在庫の保管期限は1年なので、1年で1万枚近く使い切れる会社さんのみ利用できるサービスだ。