紙袋のギモン解決!
Q.96

ギザギザの紙袋や
新聞をギザギザに
裁断する理由

カフェやファーストフードの紙袋の上や新聞紙の天地がギザギザに裁断されているのは、その方が裁断の効率がいいからです。包丁のような刃でストレートに切るよりも、回転するのこぎりのようなギザギザの刃で切った方がズレないためです。

A. 素早く正確に切るため!
かみちゃん
かみちゃん: 上がギザギザになってる激安紙袋のこと、私はギザギザ紙袋って呼んでるけど、正式な名前ってあるの?
井上さん
井上さん: さあ。他社はわからないが、井上工業所では「ギザカットフレキソ印刷オーダー紙袋(輪転)」が商品名になっている。
かみちゃん
かみちゃん: ぎざかっとふれきそいんさつおーだーかみぶくろかっこりんてん!? あんたバカァ!?商品名が29文字!
井上さん
井上さん: 「この紙袋を今日からギザぶくろと呼びます」とか言うのは勝手だが、周知されるまでに時間がかかるだろう。手っ取り早く特徴を並べたのだ。社長のまっすぐなお人柄が表れているではないか。実に清々しい、よい名だ。
かみちゃん
かみちゃん: こんなところで社内営業すんな。
「ギザぶくろ」いいじゃない。このページではそれでいこう!
ところで、ギザギザであることが紙袋の一番の特徴みたいな名前だけど、なんであれはギザギザなの?
井上さん
井上さん: 素早く正確に紙を裁断するためだ。
普通のまっすぐに紙を切る裁断機は刃物が斜めに下りてくる機械で、大量に積んだ紙を一気に切ることができる。ただし、スピードは遅い。刃物の下の紙がずれないようにセットしなければならないのも面倒だ。
ギザギザに切る裁断機は、円盤状になったのこぎりのような刃物が高速回転しながら切る。大量に積んだ紙を一気に切るのには向かないが、スピードは速い。また、刃物自体が紙に食い込み押さえつけながら切るので、ずれにくい。
かみちゃん
かみちゃん: ストレートだとずれるの?
井上さん
井上さん: カッターナイフで紙を切る時を思い出してごらん。一枚を切る時は平気でも、何枚か重ねて切るとずれた経験はないか?
かみちゃん
かみちゃん: あるある!わかりみ~。
でも紙袋は一個ずつ切るの?ゆっくりでも1,000枚くらい一気に重ねて切った方が早いんじゃないの?
井上さん
井上さん: ギザぶくろ……の製造工程はこんな感じだ。

1 印刷する
2 紙を裁断する(ストレート)
3 筒状に貼り付ける
4 マチ部分を折って潰す
5 口周りを裁断する(ギザギザ)
6 底を折って貼る
7 紐を取り付ける

最初に紙を裁断する時は紙が平らだから、沢山重ねて切ることができる。
でも、口周りは組み立てた後に切る。だから、紙袋の断面にくる紙の枚数がバラバラなのだ。
紙袋を上から見ると、両サイドはマチが織り込まれているから紙が4枚重なる。でも真ん中は2枚だろう。ぴったり積み重ねるのがまず難しい。 そして、ストレートの刃でこういうものを切るとずれやすい。 ギザぶくろは数千枚から1万枚以上と大量生産するから、ギザギザカットの方が素早く正確なのだ。
かみちゃん
かみちゃん: 確かに、新品の紙を重ねるのは1,000枚でも2,000枚でも簡単そうだけど、紙袋を重ねるのはかえって面倒そうね。
井上さん
井上さん: 新聞も天地がギザギザだ。これも高速で大量の紙を裁断するため。
昔の新聞は切った紙に印刷していたから四辺がストレートだったが、輪転機で刷るようになってから天地がギザギザになったそうだ。高速化に合わせたということだな。
かみちゃん
かみちゃん: サイドはストレートなのに天地だけギザギザなのはなんで?
井上さん
井上さん: そうくると思ったが。知らん。
新聞紙は印刷直後に輪転機から出てきた紙が1枚ずつ裁断されて、それがギザギザということは聞いている。小口側のカットをどうやっているのか正直私にはわからん。私は紙袋の製造現場しか知らないからな。
かみちゃん
かみちゃん: 今度新聞の集金のおじさんに聞いてみよう……。

紙袋の口周りや新聞の天地がギザギザになっている理由は、正確に素早い裁断を行うため、のこぎり状の刃を回転させて切っているからです。組み立て後に裁断する紙袋の上部は、素早くストレートカットしにくいものなのです。

オリジナル紙袋を見積もる

紙袋のまめ知識コンテンツ集

  • お客様の声
  • よくあるご質問FAQ
  • 印刷工程特集
  • 紙袋の製造工程
  • 提げ手紐の種類
  • 未晒クラフトの魅力

ご依頼の流れ

お問い合わせ先 06-6925-3154 受付時間/9:00~18:00(平日) インターネットからのお問い合わせはこちら
紙袋の事例一覧を見る ページの上部に戻る