ギザギザの紙袋の印刷精度について
ギザギザ紙袋は印刷結果が粗いってどういうこと?
Category: オーダーのこと
上の部分がギザギザになっている紙袋は、通常の紙袋に使われる「オフセット印刷」ではなく「フレキソ印刷」という方法で刷ります。フレキソ印刷は大雑把に言えばゴム版のような凸版で印刷します。どのような印刷になるのかお見せします。
A.
写真を見てみよう!
「こちら、ミラノ風ドリアになります♪ご注文は以上でよろしかったでしょうか?500円からお預かりします♪」って言われる度に、おじさんイライラしてるんだぞ。
安い店の接客態度にイラつくなんてお門違いもいいとこでしょ。なんで299円で上等なサービスを受ける権利があると思ったの?
サイゼの店員さんかわいそう!最低!
ドケチ偏屈オヤジ!公園でハトと一緒に水でも飲んでろ!
いもんね。次から気をつけなさい。
叙々苑で2,500円のランチを奢ってくれたら忘れてあげなくもないわ。
普通の紙袋はオフセット印刷という方法で印刷する。ギザギザ紙袋はフレキソ印刷という方法で印刷する。
違うのは版だ。
デザインを透明フィルムに出力して、それをアルミの金属板に重ねて光を当てて感光させて版を作る。感光した部分は水が乗りやすくなり、感光させな
い部分は油が乗りやすくなる性質があるから、それを利用した版だ。インクは油性だから、版の部分になったところにだけ付く。見た目には、版は平ら。だから平版という。
●フレキソ印刷とは
ゴムのように弾性のある樹脂の版を使う。版面をレーザーで描いて光を当てて感光させる。すると描画した部分が硬化するので、周りを削り取る。つまり絵に描いた部分だけが盛り上がって残る。だから凸版という。
この版は弾性があるから、細密なデザインを印刷するのには向いていない。
細かい網点が作れないので、色の掛け合わせも基本的にはできない。グラデ
ーションもざっくりした感じになる。
基本的にはベタで印刷するデザインに向いているだろう。
真ん中の紙袋は色の掛け合わせできてるよね?
この程度ならフレキソ印刷でも余裕だ。
グラデーションと手描き風のイラストをオフセット印刷で刷ったものも見せよう。
オフセット印刷の拡大。
フレキソ印刷は、やっぱ粗い。
左の紙袋の網点は、わざと大きめにしているんですね。
右の紙袋の網点が細かさの限界点なのかな?
写真を忠実に再現するというデザインはフレキソ印刷には無理だ。
どこまで精度を求めるかという好みの問題だよね。
ギザギザカットの紙袋は、フレキソ印刷を用いるため印刷の
精度が通常の紙袋とは異なります。基本的にはベタ印刷がお
すすめですが、粗めの掛け合わせやグラデーションを味とし
て表現することも可能です。
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