井上さん： もういいだろう。出尽くしたぞ。かみちゃんの会社がどんな事業を展開するかわからないけど、さすがにこれから弁護士事務所とか病院を経営を始めるってことはないだろうし。

井上さん： なんだそのいい加減な話は。

井上さん： ノリだけで生きてる人たちは怖いなー。
さっそく調べてきた。
井上工業所で過去に製作した紙袋の中で、紙袋事例のページに掲載しているものから平均単価を出した。ホテルや旅館に該当する会社の紙袋は、7件ある。 引き出物用の紙袋は仕様が全然違うから省いた。あくまでも日常で使う紙袋ね。

ホテル・旅館の紙袋の平均単価：75.5円
（紙袋は製造枚数で単価が変わります。ここでは枚数は無視し大まかな数字を出しています。参考の一つとしてください）

井上さん： 参考までに、ホテルや旅館の紙袋は、こういうものが多い。
幅320mmある320ワイドプランで作っている会社が多い。大は小を兼ねるから、これならお土産物の販売に使ったり、お客さんから預かった荷物を入れたり色々使えるのではないかな。
紙は片艶晒クラフト紙と晒クラフト紙が人気。紐は紙単丸ヒモ紐が多い。加工はしない会社がほとんど。

井上さん： 製造枚数が多いのもある。宿泊施設は物販がメインではないからそれほど枚数は必要ないだろうが、1,000枚以上まとめてオーダーくださる方が多いから、比例してコストも下がる。ホテルや旅館のブランドってそう簡単には変わらないし、安定経営しているところが多いのかもしれないね。

井上さん： これはちょっと特殊で、名物のプリンを販売するための専用紙袋。
これはホテルの紙袋というよりお菓子屋さんの紙袋に近いかもしれない。