紙袋の印刷の色落ち


Q.103
紙袋の印刷の色落ちはどれくらい?(実験編!)


Category: その他のこと
紙袋に全面ベタ印刷をすると、色落ちすることがあります。特に濃い色の場合は、条件が悪いと衣服についてしまう可能性があります。そのため、表面加工をしない場合は底に注意書きを入れています。どれくらい落ちるのか実験して調べてみました。
A.
濡れると落ちやすくなります


かみちゃん: 井上さん、前から何度か話題に出てる色落ちの件ですけど。

井上さん: ニスやPPをしない場合のベタ印刷ね。

かみちゃん: そうそう。「できたら加工した方がいい」とか「色落ちする可能性がある」とか言ってるけど、言葉を濁してません?注文する側としては、「どれくらいヤバイのか」を知りたいんですよ。

井上さん: そんな資料は用意していないから、知りたければ実験してくれ。
何も嘘はついてないから、色落ちしたって平気だぞ。

かみちゃん: よい子のみんな~!始まるよー!
『紙袋マスター、かみちゃんが答える紙袋のギモン解決』
晒クラフト紙にベタ印刷している紙袋を用意しました。PPもニス引きもされていない、むき出し裸のヴィーナスです! これを白い布で擦ってみます。
『紙袋マスター、かみちゃんが答える紙袋のギモン解決』
晒クラフト紙にベタ印刷している紙袋を用意しました。PPもニス引きもされていない、むき出し裸のヴィーナスです! これを白い布で擦ってみます。

かみちゃん: まずはキッチンペーパーで軽く擦ります。
直径5センチくらいの円を、20回くらい描く感じです。
直径5センチくらいの円を、20回くらい描く感じです。


かみちゃん: あ、落ちた!
軽い力でやりましたが、ほんとに落ちるんですね。
軽い力でやりましたが、ほんとに落ちるんですね。


かみちゃん: 次は布。木綿のガーゼで同じように擦りました。
すると、こっちも同じように色がつきました。
紙と布では大して違いはないようです。


井上さん: 真っ白な布だと確かに付いたなってわかるレベルだよね。
だから、濃い色をベタ印刷する時は加工をした方が安心なのだ。
だから、濃い色をベタ印刷する時は加工をした方が安心なのだ。

かみちゃん: 次は紙袋を水に濡らして擦ってみます。


かみちゃん: 紙も布も、乾いた状態より色落ちが強くなったように思います。
結論としては、「擦ると落ちる。濡れるとさらに落ちやすい」ですかねえ。
結論としては、「擦ると落ちる。濡れるとさらに落ちやすい」ですかねえ。


井上さん: 色落ちの被害は色にもよる。薄い黄色やオレンジなら色移りしても目立たないけど、こういう濃い色の場合は表面加工をした安全だね。
濃い色でも表面加工をしない例もあるから、注文するお客さんの考え方次第でもある。

かみちゃん: 紙袋を渡すシチュエーションにもよるかも。着物やドレスの人に色移りすると大変ですもんね。結婚式や式典に使う紙袋は、加工した方がよさそう!
濃い色のベタ印刷は、ご覧の通り擦ると色落ちします。この実験では意図的に同じ場所を擦って落としているので、通常の使い方でここまでは落ちませんが、紙袋を使うシチュエーション紙袋に応じて表面加工するかどうかご判断ください。
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