フレキソ印刷とは、凸印刷のこと
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ふれきそいんさつ
【フレキソ印刷】
フレキソ印刷とは、ゴム・合成樹脂などの弾性物質でできた版を用いて、主に水性インキによって行う凸版印刷のこと。
紙袋の印刷方法には2種類があります。
ひとつは印刷の再現力が高いオフセット印刷。一般的な印刷方法です。
そしてもうひとつがこちらのフレキソ印刷になります。
どちらも版を使用しますが、フレキソ印刷は版面をレーザーで描いて光を当てて感光させます。
硬化した描画部分の周りを削り、デザイン部分だけが盛り上がって残るという仕組みです。
消しゴムハンコなどゴム製のスタンプを想像すると分かりやすいでしょう。
●フレキソ印刷のメリット
・版に柔軟性があるため、印刷対象を選ばない
段ボールやオムツなどの形が潰れやすいものにも印刷ができます。
他にもベニヤ板のような表面に凹凸のある素材でも問題なし。
フィルム、金属、布など様々なものに印刷が可能です。
・環境負担の少ないインキを使用
粘度の低い水性インク、アルコールインク、UVインクを使用します。
どれもインク量が少なく速乾性が高いのが特徴です。
中でも一般的に使用されるのは水性インク。
エコ活動が盛んな海外で見直されており、幅広い用途で利用されています。
・低いコスト
オフセット印刷と比べると、安価に仕上げることができます。
ただし海外生産での1万枚以上の大量製作が第一条件です。
・ベタ印刷が美しい
ベタ印刷に限っては、オフセット印刷よりも得意としています。
ムラなく艶のある仕上がりが期待できます。
●フレキソ印刷のデメリット
・細密な印刷には不向き
版に柔軟性があることから細密なデザインが苦手です。
網点がとても粗いので、グラデーションなどの繊細な色の掛け合わせはまず無理だとお考えください。
また厳密な色の表現も難しく色校正も行っておりません。
・少数製作ができない
仕上り枚数は巻取り原紙1本分から出来高納品が条件となっています。
目安として、小サイズ約15,000枚~、中サイズ約7,000枚~、大サイズ約6,000枚~です。
ご注文の段階で予定仕上がり枚数をお知らせします。
・納期が延びる
フレキソ印刷は海外生産になるので、納期が通常よりも延びます。
40~60日間程度です。
繁忙期にはそれ以上が必要となる場合もあるので、ご承知おきください。
井上工業所では、フレキソ印刷専用のプラン「ギザカットフレキソ印刷紙袋オーダー」というものがあります。
クオリティは使い捨てを前提としているので、かなりお安く製作が可能です。
コスパ重視のかたや飲食店のテイクアウト用などにオススメ。
このワードを使うシーンと、使い方
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例文 1
「粗くてもOK!むしろそれが味だよね」ということなら、フレキソ印刷でもある程度の色の掛け合わせはできます。
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例文 2
豊富な過去の製作事例で、じっくりとフレキソ印刷の仕上がりを見て検討してほしい。
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