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Illustratorで写真トレースを使ったシックな紙袋デザイン1

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紙袋デザイン講座 紙袋デザイン講座

Lesson14-01

写真をトレース加工してイラストにする

お店の商品をイラストとして表現できたら、素敵な紙袋が作れると思いませんか?写真からイラストにする作業はillustratorならとても簡単。一度イラストにしてしまえばillustrator上で色を変えたり形をいじることもできます。ここでは写真からイラスト紙袋を作る方法を解説します。

写真をイラストにできる「画像トレース」

まずは見るのが早いですよね。トレースすると、写真からこんなイラストを作ることができます。

トレースとは写したいものの上に紙を重ねてなぞる「敷き写し」のことです。昔のillustratorをいじったことがある方は「そんなめんどくさいこと…」と思うかもしれません。少し前のillustratorでは、写真の上からパスツールでなぞるという、まさに「敷き写し」でしかトレースすることはできませんでした。
しかし今のillustratorなら、一発変換で写真をパス化できます。

パスにしてしまえば、illustrator上で色や形を変えることができるので、扱いやすくなります。

画像トレースに向いている写真

画像トレースは、明度差や色の違いを認識して変換しているようです。つまり、明度差や色の違いが少ないものは向きません

また、背景がある写真も向きません。輪郭が綺麗に出ないので、後で大幅な加工が必要になります。

画像のサイズは、大きすぎないものにしましょう。illustrator上で縮小したとしても元の画像サイズが大きいと、作業が一気に重くなります。
あらかじめ、使用するサイズと同じ程度に画像の段階でサイズを落としておきましょう。

画像トレースのやり方

それではさっそくやってみましょう。ここでは、「KAMIBUKURO DESIGN」という時計ブランドの紙袋を作ります。

使用する写真はこちら。

かみちゃん
かみちゃん: 背景は白だし明暗クッキリなので、まさに画像トレース向き!

写真を配置して選択し、「オブジェクト」→「画像トレース」→「作成」を選びます。

するとこうなりました!
簡単でしょう!

オリジナルの写真でやってみよう!

ここではフリー素材の写真を使っていますが、オリジナルの写真をイラストにすればなおベストです。例えば自社製品をイラストにしようと思うと、プロに発注して一点数千円から数万円かかるので敷居が高いですよね。でも背景に白い紙や布を敷いて写真に撮るくらいなら、たやすいのではないでしょうか。完全オリジナルのイラストをサクッと作ることができますよ!

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