書体のセリフとは、欧文フォントについたひげ状の飾りのこと
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書体のセリフとは、欧文フォントについたひげ状の飾りのこと
せ
せりふ
【セリフ】
欧文書体における、フォント(書体)の小さな装飾部分のことを指す。
ピンク色の部分が「セリフ」。
文字の書き始めや書き終わりに付けるひげ飾りのことで、明朝体に見られる「留め、ハネ、払い」とは少し異なる装飾です。そのため、日本語のフォントの装飾はセリフとは言いません。
欧文書体は、セリフのあるセリフ体、セリフのないサンセリフ体に大別できます。
一般的に、セリフ体の方が流麗で優雅な印象を与え、サンセリフ体の方が力強く無骨な印象を与えますが、書体によってはその逆になることもあるので一概には言えません。実際のデザインに当てはめてみて、合うかどうかを判定しましょう。
セリフは大きくわけて3種類あります。
・ブラケットセリフ
三角形(ブラケット)の形をしたセリフ。
・ヘアラインセリフ
髪の毛のように細い形をしたセリフ。
・スラブセリフ
直線的で太いセリフ。エジプシャンとも呼ばれる。
このワードを使うシーンと、使い方
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例文 1
このフォント、セリフがちょっとうるさい感じだから、サンセリフ体でいいのない?
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例文 2
クラシックで上品なイメージにしたいから、ブラケットセリフの付いた書体の中から選ぶ。
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例文 3
LOUIS VUITTONのロゴでお馴染みのフーツラは、サンセリフ体でモダンだけど上品さも兼ね備えていてとても綺麗なフォントだ。