カンプとは、製作物の見本のこと
か
かんぷ
【カンプ】
デザインの製作進行の中で、デザイナーがクライアントに提出するデザインの見本のこと。
デザインカンプとも言う。
製作段階でこれを確認し、発注通りになっているか、イメージが合っているかを確認する。昔は印刷された「紙」のカンプだったが、デザインがデジタル化されて以降はデータであることの方が多い。
デザインは、言語化しづらいイメージを発注していることも多いので、デザイナーと発注主のイメージに相違が生まれることがあります。「ロゴとマークだけを使ってシンプルに。高級感のある紙袋」という発注から色々なデザインが生まれます。
そのため、通常はデザイナーからいきなり納品物が送られてくることはまずありません。
まずデザイナーはカンプを送ってくれます。
カンプはデザイン1パターンの場合もあれば、複数パターンの場合もあります。通常は、複数の提案を受けたい場合は別料金になります。
カンプが提出されたら、発注主はそれをチェックしてデザイナーに指示を出し、イメージを摺り合わせていきます。
「なんか違うんだよね~。とりあえずやり直して」と言われてもデザイナーはヒントがないので途方に暮れてしまいます。どの部分がよいと思ったのか、どの部分が違うと思ったのか、細かく指示を出すと完成までが早いです。
このワードを使うシーンと、使い方
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例文 1
デザインを発注すると、だいたい次の順番で提出物があがってくる。
ラフ(構成案)→カンプ(デザイン案)→最終デザイン(校正データ)→入稿データ -
例文 2
カンプとラフはまったく別物である。
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例文 3
「カンプ出しておいて」
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例文 4
カンプとよく間違えられる言葉に「ゲラ」がある。
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