印刷安全領域とは
い
いんさつあんぜんりょういき
【印刷安全領域】
印刷物において、仕上がりサイズの内側3mmの範囲のこと。
印刷や、裁ち落としや、折り加工のいずれかがズレてしまうことを想定して、オブジェクトを仕上がり予定サイズギリギリではなく、やや内側に入れておきます。
この内側の領域を「印刷安全領域」と呼びます。
仕上がりサイズの内側3mmが一般的です。
昨今の印刷技術は非常に高度なため、大幅にズレることはあまり考えられませんが、1mm程度のズレは発生することがあります。
万一ズレた時に、店名や電話番号など大事な情報が画面から切れてしまうことを避けるため、オブジェクトは印刷安全領域内に収めておくのが無難です。
日本語はわずかに切れても推測して読むことができますが、アルファベットは要注意。上部が切れるだけで判読が困難になります。
井上工業所では、illustratorで作成したデザインフォーマットデータをお渡ししています。お客様のご注文サイズで作成されており、印刷安全領域もガイドで示したものです。このフォーマットに従って作成いただければ安全です。
このワードを使うシーンと、使い方
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例文 1
これまで印刷が切れたことなんてないから、印刷安全領域なんて気にしないぜ!とフチギリギリに文字を置いたら、URLが裁ち落とされてしまった……。
ちゃんと先人の言うことは聞いておくべきだった。 -
例文 2
デザイン的に大きく文字を溢れさせたいから、印刷安全領域は無視して配置した。その場合は、実際に印刷してカッターナイフで裁ち落としてみて仕上がりを確認するのが大事だ。
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