バーコ印刷は立体感が特徴的な印刷技法
ば
ばーこいんさつ
【バーコ印刷】
バーコ印刷とは、印刷物の必要部分を盛り上がって立体に変化させる印刷技法のこと。
アメリカのバーコ社が開発した印刷技法です。
熱によって膨らむ特殊なパウダーを印刷面の盛り上がらせたい個所に付着させ、加熱することによって立体化させています。
立体感を出す印刷技法は他にもありますが、バーコ印刷はパウダーを溶かして立体化するため、まるで「液体」を固めたような美しさや質感が特徴です。
種類は透明の光沢あり・なし、不透明の金・銀、ラメがあります。
下地の印刷によってカラーを得るイメージです。
白紙の上に施せば、透明のまま楽しむこともできます。
多色印刷の一部を立体化させたい場合は、通常の印刷後に行います。
必要部分だけを別版にして印刷してから、インキが乾かないうちにパウダーを振りかけて加熱。
社名やロゴなど強調したい部分だけを立体化させるのがオススメです。
●注意点
・合成紙、PP貼付紙には加工できない
熱を加える処理が必要なので、熱に弱い用紙だと歪みが生じる可能性があるためです。
・和紙などの吸湿性に優れた紙には加工できない
インキが乾く前にパウダーを付着させなければいけないので、吸湿性があるとインクが減って盛り上がりが少なくなる傾向に。
・光沢紙に広範囲の加工
厚みにムラができたり、気泡が生じてしまいます。また必要部分以外のパウダーが落ちにくい点もマイナス。
・ラメ入りには配慮が必要
下地の色が薄いとラメがゴミのように見えてしまうので、濃い色でご利用ください。
・オンデマンド印刷だとズレる
印刷機の見当が甘いため、下地と立体部分がズレる可能性が。
・下地がベタ印刷だと変色する
加熱加工の際に変色を起こす可能性があるのでオススメできません。
・印刷費が高い
注意点をきちんと理解し、立体化する部分のカラーやデザインに配慮すれば個性的な仕上がりで高い宣伝効果が期待できる印刷物が完成します。
井上工業所では需要がないためバーコ印刷を行っていません。
消耗品である紙袋には高価すぎる加工だと考えます。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
安い!早い!がウリの井上工業所でバーコ印刷の需要はないのだ。
例文 2
バーコ印刷するなら披露宴の招待状や名刺など、長期間保存されるものやゴージャスな雰囲気が必要な印刷物がオススメ。
例文 3
バーコ印刷ほど盛り上がりはないけど、代わりに箔押しやエンボス加工なんていかが?
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