ゴシック体とは?イメージと使いどころ
ご
ごしっくたい
【ゴシック体】
書体のひとつ。セリフと呼ばれる装飾がついていない書体のこと。タテヨコ、払いの太さに変化がない(あるいは少ない)ことが特徴。
ゴシックは、建築様式、美術様式で用いられる言葉で、中世(12~15世紀頃)の様式という曖昧な表現として定着しています。
しかし、この書体のどこが中世風なのか?後発だし、むしろモダンでは?と感じるはずです。
実は、元々ゴシック体と呼ばれていた書体は、現在日本で認識されているゴシック体とはまったく違うもの。
ドイツで活版印刷が開発された当時に使われていた書体は、ドイツ文字(フラクトゥール)と呼ばれるこんな書体(上)でした。
このスタイルのヨーロッパの書体こそが「ゴシック」です(ドイツ文字はゴシックのひとつ)。
ゴシックは、装飾性が高く美しいものの、ご覧の通り読みにくいのが難点です。
精度の低い初期の活版印刷には向きません。活版印刷の目的は、広く大衆に本を流通させたいというものでもあったので、読みにくい書体は理にかなっていません。
そこで、視認性の高い書体の開発が印刷技術と同時に進められました。できたのが、シンプルな「オルタネート・ゴシック」です(下)。オルタネート・ゴシックとは、「ゴシックに代わる書体」という意味です。
(上の図の「オルタネート·ゴシック」は現在Adobeが提供している同名のフォントです。当時のものとまったく同じデザインかはわかりません)
つまり、日本でゴシックと思われていないものが「ゴシック」で、ゴシックと思われているものは「アンチ・ゴシック」。逆なのです。
こうなった理由は、日本に「オルタネート・ゴシック」が入ってきた時に、適当に省略して後ろの言葉だけ残してしまったからなのだとか。
現在も、これを「ゴシック体」と呼ぶのは欧米では通用しないので要注意。欧米では「サンセリフ体」と言った方がよいでしょう。
ゴシック体は、視認性が高く力強い印象があります。
そのため、広告では必須のフォントです。下のような用途でよく使われます。
このワードを使うシーンと、使い方
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例文 1
明朝体は美しいけれど、パワフルで若い会社に見せたいから、名刺の書体はゴシック体の方がいいと思う。
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例文 2
全体的にはゴシック体で読みやすくして、明朝体はポイントで使おう。
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例文 3
ゴシック体ってどこがゴシックだ!と思っていた方は多いはずです。まさかゴシック「じゃないもの」の意味だったなんて、けっこうショックですよね?
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例文 4
ゴシック体にもいろいろあり、線の太さが変わるもの、少し装飾があるものなどがある。ここは必ずゴシック、ここは必ず明朝ではなく、デザインによって使い分けるのが正しい。
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