エンボス加工と呼ばれる特殊加工について解説
え
えんぼすかこう
【エンボス加工】
エンボス加工とは、凸凹のある2種類の版の間に紙を入れ、上から圧力をかけてプレスすることで浮き上がらせる特殊加工のこと。
紙袋だけでなくプラスチックや金属など様々なものに用いられている。
製紙業界では一般的に浮き出し(うきだし)という。
PP加工やニス引きのように印刷を保護する目的で活用される表面加工とは異なり、装飾的な意味合いで行われる加工になります。
その点では箔押しと似ていますが、加工工程は違います。
エンボス加工は、用紙の表面に凹凸の版を上下から押し当てるので、文字やイラストを立体的に浮き上がらせることができ、陰影がうまれます。裏側は凹ですが、表面は凸です。
視覚障害の方が利用される点字板や触察本にも用いられています。
立体感は、硬貨や自動車のナンバープレートを想像されると分かりやすいかもしれません。
それに対して箔押しは、版を用紙の表面に上から押し付けることで文字やイラストをへこませて表現します。下に版は置きません。凹のみです。
この異なる特殊加工は、組み合わせることができます。
浮き出し箔押しと言います。
表現できるグラフィックの幅が格段に広がり、よりオリジナリティー溢れる素晴らしいデザインに仕上がるでしょう。
これひとつでかなり高級感がうまれる加工なので、一流ホテル・旅館やジュエリーショップ、ハイブランド店などにオススメです。
ただ加工賃はかなり高めになります。
上下から押し当てる2種類の版を製作するので、そのぶんの版代と手間賃です。
井上工業所ではお見積りフォームにエンボス加工の項目がありません。
ご要望の際は、概要欄に面積や予算なども記載いただけるとご案内がスムーズです。
このワードを使うシーンと、使い方
例文 1
色は用紙の色がそのまま反映されます。
例文 2
エンボス加工の製作事例掲載がまだなくって、ごめんなさい……
例文 3
できないわけではありません。ご依頼があれば最高のものを提供できるよう、全力でがんばらせていただきます!
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