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なぜ、どんな紙袋を作りましたか?

お客様インタビュー
Vol.02

御室派 法隆寺

お檀家さんへの思いやりに満ちた紙袋

業種: 冠婚葬祭・寺社仏閣
2022年06月30日

お客様情報

御室派 法隆寺

https://manosanhouryuji.com/

兵庫県神戸市にある、真言宗御室派のお寺。816年(弘仁7年)建立。仏事全般を執り行う傍ら、法要の様子をSNSライブ配信するなど世相に合わせた取り組みも行う。心の交流を大事にする住職・奥様の温かな人柄から、多くの檀家様に慕われている。

お答えいただいた方

  • 住職
    粟生 快然

お互いが素直な気持ちで話せるお寺

ー お寺での普段のお仕事について教えてください。

住職様: 僧侶として、月参り(月命日) 、法要、葬儀など、仏事を執り行っています。 月参りでは毎月のご命日にお寺へのお参りに来るお檀家さんに対応する他、お檀家さんの自宅へと赴き仏壇の前でお経を唱えて供養を行います。 お寺での大きな法要は毎年3回、年間行事として実施。3月に春季理趣会、8月にお盆法要・初盆法要、11月に秋季法要を執り行っています。 コロナ禍や遠方でお寺まで行くことが難しいお檀家さんのために、SNSで法要のライブ配信を行い、皆さんとご一緒に仏事に関わることができるように努めています。

法隆寺の山門

ー お寺として大事にしていることはどんなことですか?

住職様: お檀家さんやお寺を訪ねてこられた方との交流を大事にしています。 私たちは皆同じ道を辿っていきますので、悩みがあれば1人で考え思い込まずに、話せる時に話すことで、少しでも心を楽にしていただきたい。 お互いが素直な気持ちで話せるお寺でありたいと思っています。 また、未来の子供たちにご家族の想いを伝えていくことも大事にしています。 私たち僧侶は、お檀家さんの祖父母の世代、父母の世代、子供の世代、孫の世代と時代を経て接していきます。 若き日にお聞きしたおじいさんの想いを、成長したお子さん、お孫さんに伝えたりと、世代をつなぐことも私たちお寺ができることです。思い出すことが供養につながるので、そのお手伝いができればと思っています。

住職の粟生快然様

奥様の粟生佐知子様

紙袋の値段が以前の3分の1になりました

ー どのようなシーンで紙袋が活躍していますか?

住職様: お檀家さんが多く集まる年3回の法要で、粗供養としてお渡しする品物を入れる際に活躍しています。 粗供養に入れる物はその時々によって異なります。 例をあげると、以下のようなものを3~4点入れています。
・線香(1箱50本~100本入りの物)
・生活用品(コロナ禍では消毒液やハンドソープ、お風呂掃除用品など)
・飲み物や醤油
いずれもその時々で「使っていただきたいな」と思うものを選んでいます。
季節感も大事しており、秋だと切り絵、新年では新しいお札を入れたりもしていますね。

ー 依頼の経緯や、依頼時のお悩みはどのようなものでしたか?

住職様: 以前の紙袋は、先代である祖父の時から使用していました。ちょうど在庫が少なくなってきた2年ほど前に紙袋のコストを確認したところ値段が高かったため、紙袋全体を(価格を含め)見直すことになりました。 また、以前の紙袋では全体的に色が濃く、お寺の名前が見づらかったのも悩みでした。 電話番号の表記などもありませんでした。 井上紙袋さんで見積もりを取ったところ、まず、従来の紙袋の3分の1の価格で驚きました! デザインに関しても親身に相談に乗ってもらえたので、依頼することにしました。

従来の紙袋の3分の1の価格に。

丈夫で腕にかけやすい、持つ人を気遣った仕様の紙袋

ー 新しい紙袋に期待したものは何でしたか?

住職様: 主に以下の4点を新しい紙袋に期待しました。
・費用面は安くてもある程度丈夫な紙質であること
・使いやすいこと
・シンプルで見やすいデザインであること
・持ち手の強度が高いこと

ー 印象的な紫色はどうのように決めましたか?

住職様: 井上紙袋さんに参考色とイメージを伝えて、グラデーションの中間色について何度かメールでやり取りをして決めました。 派手すぎないシンプルな、うちのお寺に似合う感じを目指しました。

ー デザインはどうやって作成しましたか?

住職様: デザインはPCで作成し、FAXで送りました。 家紋と名前のバランスは、メールでやり取りをしながら井上紙袋さんに調整してもらいました。

ー サイズはどうのように決めましたか?

住職様: 以前に使っていた紙袋のサイズをベースに、何点かサンプルを送ってもらい、ちょうどいいと思った紙袋のサイズを実際に測って決めました。

ー 紐はどんなところを重要視しましたか?

住職様: コストがかからず、丈夫でシンプルであることを重視しました。 お檀家さんの中には遠方から来られる方もいらっしゃいますし、特に年配の方に対して、雨の日に重い荷物を持って帰っていただくことが心配でした。 そのため、まず水につけても強度が変わらず、かつ手に持った際の感触の柔らかいPPヒモを選択しました。さらに穴タイプで取り付け、破れに強い仕様にしました。 また、ヒモの長さも長めにこだわりました。 ハンドバッグなど色々荷物を持っていても、腕にかけて楽に持っていただけるようにしたかったからです。

お寺の事例が豊富な紙袋屋さん

ー どのように井上紙袋を見つけてくださいましたか?

住職様: 最初は紙袋を手掛けるいくつかの会社にサンプルをお願いしました。 ですが、品質は以前使用していたものより劣るのに、値段は変わりませんでした。 そんな中、他社の紙袋を色々なジャンルで手掛けている、井上紙袋さんと出会いました。 井上紙袋さんはお寺の紙袋の事例も豊富なので、デザインの意思疎通がしやすそうだと思いました。

ー 依頼時の対応はどうでしたか?

住職様: とてもやり取りしやすく、スムーズに要望を汲んでもらえました。 シンプルに要点を伝えただけで、考えている紙袋のイメージを共有できたところが良かったです。 お寺で使うものというポイントを押さえてくれて、癖のないシンプルなデザインに仕上げてくれたのもうれしかったです。 また、とにかく対応が早く、メールを送ったらその日中、遅くても次の日には返信がありました。 何度かメールでやり取りし、サンプルも送っていただいて、スピーディーに話がまとまり依頼することができました。

ー 完成品を見た時の印象、実際使ってみての印象をお聞かせください。

住職様: 思っていた通りの紙袋に仕上げていただきました。 実際に手元に届いてみると、お願いしていたお寺の家紋の色合いがとても良かったです! また、丈夫で使いやすいという点でもばっちりでした。 品質も良く立派な印象で、納得のいく良いものを作っていただけたと感じています。 お檀家さんからも、「紙袋の色やデザインが素敵ね!」とのお声をたくさんいただきました。 お墓参りに行く際に再利用してくださっている方や、お野菜などを入れてお寺に持ってきてくださる方もいます。 お盆に色々入れて他の方に渡してくださったりと、家で何かと使ってくださっているお檀家さんもいるそうです。 PPヒモも手が痛くなりにくいと喜んでもらえています。 デザインを見直したことで、お檀家さんの反応もよくなったので、とても満足しています。

この商品のスペック

カテゴリ
ジャストニーズフルオーダー
業種
寺院
都道府県
兵庫県
枚数
1,000枚
製品単価/枚
80円台〜
用紙
晒クラフト紙120g/㎡
サイズ
幅220×マチ120×高さ300mm
印刷
1色印刷
表面処理
なし
提げ手
PPヒモ
オプション
なし
運賃送料
  • お寺らしい
    シンプルなデザイン
  • 持つ人への
    思いやりに満ちた丈夫な仕様
  • 以前使用していた紙袋より
    コスト削減して立派な紙袋に

お客様情報

御室派 法隆寺

兵庫県神戸市長田区東尻池町2-11-10

https://manosanhouryuji.com/

兵庫県神戸市長田区にある、真言宗御室派のお寺。816年(弘仁7年)建立。当時のご本尊は聖観音菩薩。神戸大空襲により、お寺と本尊である聖観音菩薩が消失。その後、高野山より阿弥陀如来様を授かる。1995年には阪神淡路大震災により全壊するも、檀家さんや信者に支えられ再建。本堂の天井絵には、一部の金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅が描かれている。
現在は仏事全般を執り行う傍ら、SNSで法要の様子をライブ配信するなど、新たな取り組みも行う。

お答えいただいた方

  • 住職
    粟生 快然

    先代住職である祖父の他界を機に、23歳で住職となる。お檀家さんを不安にさせないためにと、お寺の仕事に邁進する。『仏教と言えば、人が亡くなった時と、お葬式の時に必要とされるだけでなく、私たちが生きている日常の中で迷ったり、悩んだり、落ち込んだり、色々な感情に心が振り回されてしまう状態を解決してくれるたくさんの教えがあります。心が迷ったときは、お話しをしにぜひお寺に来てください。』と、常に温かな姿勢で多くのお檀家さんを迎える。
    奥様とともに御詠歌の勉強中。

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