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Illustratorでアメリカンな紙袋デザイン1

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紙袋デザイン講座 紙袋デザイン講座

Lesson12-01

フリーフォントを用意して文字パーツを作る

オールディーズな雰囲気の、アメリカン紙袋のデザインの方法を解説します。昔のアメリカのポスターやマッチの箱などのデザインを参考に作ってみました。文字を主体に作っていくので、意外と作業は単純です。文字はすべてフリーフォントを使用します。まずは文字パーツを揃えましょう。

色々なイメージを見て方向性を固める

何がアメリカっぽさなのか、何がオールディーズっぽさなのかがわからないと、行き詰まってしまいます。始める前に、画像検索してイメージを固めましょう。

ここでは、50年代風の本格アメリカンダイナー「 kamibukuro」というお店の紙袋を想定します。

50年代は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティーがタイムスリップした時代です。

当時のグラフィックデザインに50年代的な特徴があればベストですが、実はよくわかりませんでした(笑)。

しかし、色々な年代のアメリカのレトロなデザインを見ると、文字を主体にした印刷物が多く目につきました。文字ベースにすると、レトロなアメリカっぽさは出せそうです。

「これいいな」と思ったデザインから、要素を抽出して真似てみるのもいい手ですよ!

次のように方向性を決めました。

・文字をメインに
・フォントはカリグラフィー風など太めのもの。色々混ぜる
・手描き風のイラスト
・かすれた雰囲気をプラス
・単色で。濃い青、緑、赤など

かみちゃん
かみちゃん: 方向性を固めることを、コンセプトを決めるって言ったりします。
そう言うとちょっとシャレオツです。

アメリカンっぽいフリーフォントを入手する

文字をメインにしたデザインなので、フォントが命です。フリーフォントでいい雰囲気のものを探しましょう。

フリーフォントの入れ方は、こちらのページをご覧ください。

○文字に遊びを!使いこなそうフリーフォント

フリー素材を使う時は、フォントでもイラストでも画像でも、必ずライセンスを確認して下さい。

今回は、この三つのフォントを選びました。共に商用利用可能なフリーフォントです。

○Lobster

○CASTANET PLUS

○Six Caps

文字のパーツを作っておく

文字のパーツを先に全部画面に置いて、それを動かしながらデザインを固めていきたいと思います。なので、先にテキストを打ち込んでいきます。

井上工業所から取り寄せた紙袋の展開図データを開き、「デザイン入稿レイヤー」に文字を打ち込みます。このデータは無料でもらうことができるので、サイズが決まって発注することになったら連絡して下さい。

テキストは、単語ごとに配置場所を動かしたいので、別々のオブジェクトになるように打ち込んで下さい。

色々なフォントを混ぜてもOK!

一般的に、あんまり色々なフォントをひとつのデザインの中に混ぜることはしません。ですが、昔のアメリカのポスターや広告、パッケージのデザインを見ると、色々なフォントが入り乱れているんです。なので、今回は3種類を使いました。もっと色々入れても面白いかもしれません。

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