Lesson
8
落款を押したような和風デザイン 難易度★★★☆☆
Lesson8-02
マスクをかけて画像を配置する方法その1
背景に和紙の素材を置いて、筆書きのようなキャッチコピーを入れ、落款風にロゴを入れた和風のデザインのやり方をご紹介します。画像素材を使う時の注意点は、レッスン8-1をご覧ください。ここでは、和紙の素材を配置していきます。
和紙の素材が一番広い面より大きいかどうかを確認する
レッスン8-1では、和紙の画像素材をillustrator上に適当に配置してみて、サイズ間を確認しました。
このままでは正面だけに画像を配置するとしても、左右の幅が足りませんが、和紙の画像を90度回転させれば、収まりそうです。
回転させてみましょう。
一番大きい面である正面の大きさをカバーしているので、これならいけそうですね!
正面、背面、マチ、底の長方形を描く
この和紙の画像素材を使う場合、長方形はすべての面に一枚ずつ配置することになるので、面ごとに細かく分割した長方形を描きます。
ひとつひとつ描かなくても大丈夫です。
このデータには、点線で描かれた四角形がすでに用意されています。
「点線サイズレイヤー」のロックを解除して点線の四角形をコピーし、「点線サイズレイヤー」を再びロック、「デザイン入稿レイヤー」の同位置にペーストします。
これをそのまま使えます!
画像を任意の形状だけ出す。クリッピングマスクとは?
クリッピングマスクとは、画像を任意の形状に切り抜いたように見せること。
実際には画像は切り抜かれているわけではなく、窓から画像が顔を出しているような状態になります。
 画像自体は無傷で残っているので、マスクは何度でもやり直せますし、画像を動かして出したい部分を変更することもできます。

クリッピングマスクは、画像と上に置いたオブジェクトを両方とも選択し、「オブジェクト」→「クリッピングマスク」→「作成」を選択します。
このクリッピングマスク機能を使って、さきほどの和紙の素材を紙袋の形にしていこうというわけです!
クリッピングマスクはillustratorでは
必須のテク!
レッスン8にしてやっと出てきたんですが、実はクリッピングマスクはillustratorでは基本中の基本ともいうべきテクニックです。これまでクリッピングマスクが出てこなかったのは、画像素材を使っていなかったため。画像素材は解像度によっては使える物と使えない物があるので、この講座では避けてました。やってみたい方のために、解像度については、こちらのページで詳しく解説しています。
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落款を押したような和風デザイン 難易度★★★☆☆
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