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靴店の紙袋の作り方

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靴店の紙袋の作り方

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業種別

紙袋の
制作ガイド

サイズ設計・素材選びなど、オリジナル紙袋のオーダーに必要な知識が丸わかり！

靴店

幅広い箱に
対応するサイズ
天地(H)にゆとりを
持たせる
表面加工すると
安心

靴店の紙袋は、スニーカーの箱が
2足分入るベストなサイズを目指す！

靴の箱に明確な規格はありません。サイズはマチマチですが、だいたい大人用のスニーカーや革靴の箱を基準に考えると、使い勝手のよい紙袋になります。
幅280〜320mm、奥行170〜200mm、高さ100〜170mm程度の箱が多いため、この箱が二つ入る紙袋を作るのがおすすめです。

こんな用途・目的におすすめ

大きめの紙袋を作りたい
ブランドの宣伝になる紙袋にしたい
サイズ感にこだわりたい

スニーカーに

ハイヒールに

ブーツに

靴店向けの紙袋を動画で紹介

２分でわかる動画にしました。靴店の紙袋に適した素材、サイズについて解説します。すぐ知りたい方はこちら！

靴店の紙袋のオーダーのポイント

ポイント1

フルオーダーがおすすめ
ポイント2

高さにゆとりを持たせる
ポイント3

紐はOFJタイプで付ける
ポイント4

ニス引きで耐水性アップ
ポイント5

デザインに遊びを入れる！

ポイント1

フルオーダーがおすすめ

靴の箱はさまざまなサイズがあるので、必ず取り扱っている商品の最大サイズを正確に計測して作りましょう。
成人男性用の靴の箱は、幅280〜320mm、奥行170〜200mm、高さ100〜170mm程度が多いです。最大サイズの靴の箱が入り、なおかつ平均的な成人男性用の靴の箱が2個入る大きさにすると、オールマイティーな紙袋になります。二足買われる方が少ないお店の場合は、最大サイズの箱に合わせて製作しましょう！
ポイント2

高さにゆとりを持たせる

紙袋に箱状のものを入れると、口が左右に引っ張られ開きます。テープ留めするには、高さに相当なゆとりが必要です。開いたままお渡ししている靴店様も多いですが、雨の日は商品が濡れる可能性があるので注意してください。
雨天時のみ、紙袋の上からビニールカバーをかけているお店もあります。この作業はかなり煩雑ですし余分なコストもかかりますが、お客様が「細やかな気づかいをしてくれた」と感じるポイントでもあるそうです。ビニールカバーは消耗品ではなく、宣伝費と位置づけることもできるということです。ご自身のお店にとっての正解を検討してください！
ポイント3

紐はOFJタイプで付ける

紐の取り付け方には、OFJタイプと穴タイプの2種類があります。OFJタイプは折り返し部分の裏側に切り込みを入れて、紐を挟んでホットメルトボンドで接着する方法。穴タイプは、穴に通した紐の端を玉結びして留める方法。
OFJタイプは内側がフラットに仕上がりますが、穴タイプは結び目ができます。箱状のものを入れる際には、この結び目にひっかかりやすいので、OFJタイプがおすすめ。梱包作業がスムーズになります。
ポイント4

ニス引きで耐水性アップ

ニス引きは、印刷した上から紙に樹脂を塗りコーティングする表面加工です。色落ち防止や撥水性アップの効果があります。紙はとても丈夫な素材ですが、濡れた状態で摩擦が加わると強度がガクンと落ちてしまいます。
大きな紙袋は傘からはみ出やすいので、予算に余裕がある場合はニス引きするとよいでしょう。PP加工ほどの撥水性はありませんが、それでも一定時間は水を通さない効果があります。
ポイント5

デザインに遊びを入れる！

アパレル系の紙袋のデザインは、ブランドの大事な顔。持ち歩く間は広告塔になりますし、パッケージは商品の一部という感覚の方が多いのではないでしょうか。靴を持ち帰るワクワク感が出るよう、デザインはこだわってみてください！
ロゴを置くだけのデザインでも、サイズやバランスなどは実寸で比べてみることをおすすめします。近いサイズの紙袋に、デザインを出力した紙を貼り付けるだけでも、雰囲気が掴めます。

迷ったらこの仕様！気になるところだけアレンジしてください

これまでに製作した靴店の紙袋の事例から、使いやすい仕様をご提案します。

一番大事なのはサイズ感！

上の数字は、ショートブーツのような大きめの箱が入るだいたいの大きさです。井上紙袋の場合、横幅もマチも大きい場合は規格サイズではなくフルオーダーになります。
紐は紙単丸ヒモをOFJタイプで取り付けると、包装したりお渡ししたりする際に手間取りません。
大きめの紙袋は雨に濡れやすいので、表面加工すると撥水性が高まります。加工方法にはPP加工とニス引きがあります。お好みですが、ニス引きの方が安価です。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面350（W）×マチ150（D）×天地310（H）mm
用紙	晒クラフト紙	印刷	1色
紐	紙単丸ヒモ（OFJタイプ）	表面処理	ニス引き
オプション	なし

- 参考価格

1,000枚	1,500枚	2,000枚
ニス無：130円台〜ニス有：150円台〜	ニス無：100円台〜ニス有：120円台〜	ニス無：90円台〜ニス有：110円台〜

※2023年4月時点の価格です。
原材料の高騰や諸経費の値上がりにより、納入価格は改定されることがあります。
何卒ご理解ご協力をいただきたくお願い申し上げます。

靴店の紙袋事例を紹介

井上紙袋で過去に製作した事例をご紹介します。単価は製造枚数に大きな影響を受けます。仕様、枚数をともに参考になさってください。

事例
01 紙の色をいかして二色使いに

薄茶色の半晒（はんざらし）クラフト紙にベタ印刷し、ロゴは白抜きで茶色、地は緑と二色使いのようなデザインをされています。色落ち防止にニス引きしています。ニス引きはPPと違って紙の質感がそこまで変わらないので、ナチュラルな印象に仕上がります。
サイズは天地450mmの縦長。このサイズだと、靴の箱が2つ余裕で入りますし、ロングブーツの箱にも対応します。1足用には、サイズ違いもご注文いただきました。2サイズ作れば、ほぼすべての商品をカバーできるのではないでしょうか。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面320（W）×マチ120（D）×天地450（H）mm
用紙	半晒クラフト紙120g/㎡	印刷	ベタ1色印刷
紐	OFJタイプ　アクリル丸ヒモ	表面処理	ニス引き
オプション	なし	製造枚数／単価	2,000枚／単価50円台

事例
02 特別なお店であることが伝わるデザイン

足に優しい靴というコンセプトで、自社の工房でオリジナルの靴作りをされているお店です。足のイラストからも、それが伝わってきます。
フチを囲うように印刷面を作ると、額縁効果でロゴを引き立てることができます。ベタ部分がマチだけなら、表面加工をしなくても色落ち防止のリスクも下がるので、一石二鳥のデザインです。
フルオーダーで横幅400mm、マチ120mmの大きな紙袋を製作されました。このサイズならブーツも入ります。パンプスやスニーカーなら2足入れることもできそうです。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面340（W）×マチ120（D）×天地400（H）mm
用紙	片艶晒クラフト紙120g/㎡	印刷	ベタ1色印刷
紐	OFJタイプ　紙単丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	2,000枚／単価90円台

事例
03 靴以外の小物用に作った例

ちょっとイレギュラーな紙袋ですが、参考までにこちらもご紹介します。
幅220mm、マチ120mm、高さ250mmなので靴の箱は入りません。シューケア用品のお渡し、ノベルティの配布など、別の用途のために作られた紙袋と思います。
少ないサイズ展開ですべてをカバーするなら、「一足用の中サイズ＋二足もしくはブーツ用の大サイズ」「二足もしくはブーツ用の大サイズ＋小物用の小サイズ」という考え方もありえます。この紙袋は紙を少し薄くしてコストダウンしています。さまざまなパターンをシミュレーションしてみてください。

オーダープラン	規格サイズ220	サイズ	正面220（W）×マチ120（D）×天地250（H）mm
用紙	片艶晒クラフト紙100g/㎡	印刷	1色印刷
紐	OFJタイプ　紙単丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	800枚／単価80円台

靴店におすすめなのは、「ジャストニーズ」

ジャストニーズ

・サイズ設計が自由
・紙、紐、加工が選べる
・全面に印刷や表面加工ができる

幅、マチ、高さのすべてを自由に設定できるフルオーダーのプラン。規格紙袋にはないマチの広い紙袋を作ることができるので、靴の箱ぴったりサイズを実現できます。紐は豊富な種類とカラーバリエーションがあります。紐の取り付け方は、穴タイプ（穴に紐を通す）とOFJタイプ（口の折り返しに切り込みを入れ、ホットボンドで接着する）の2種類。穴タイプの場合は、紐を片方ずつ色を変えることも可能です。