お問い合わせ

和菓子店の紙袋の作り方

06-6925-3154

平日9：00〜18：00

和菓子店の紙袋の作り方

ホーム > 【業種別】紙袋の制作ガイド > 和菓子店の紙袋の作り方

業種別

紙袋の
制作ガイド

サイズ設計・素材選びなど、オリジナル紙袋のオーダーに必要な知識が丸わかり！

和菓子店

風合いのある
紙を使う
和風デザインに
合う紙紐
お菓子が崩れない
広めのマチ

和菓子を引き立てる、
和風デザインに合う仕様とは？

紙袋は印刷だけでなく、素材によってもイメージが変わります。和菓子店の紙袋は、和のイメージに合う紙と紐を選んでみてください。人気があるのは、晒クラフト紙と紙単丸ヒモの組み合わせ。優しい紙の風合いが、和菓子を引き立ててくれます。サイズは、マチにゆとりを持たせるのがおすすめです。

こんな用途・目的におすすめ

食品パックや小さい箱を入れたい
和風のデザインにしたい
安価に紙袋を作りたい

生菓子に

半生菓子に

干菓子に

和菓子店のテイクアウト向けの紙袋を動画で紹介

２分でわかる動画にしました。和菓子店の紙袋に適した素材、サイズについて解説します。すぐ知りたい方はこちら！

和菓子店の紙袋のオーダーのポイント

ポイント1

幅は220mmくらい
ポイント2

マチは広めの120mm
ポイント3

晒クラフト紙で和風に
ポイント4

紙単丸ヒモで和風に
ポイント5

ベタ印刷しない

ポイント1

幅は220mmくらい

和菓子店といっても、取り扱っている商品は様々。大小2種類の紙袋を用意されているお店も多いことでしょう。このページでは、食品パックサイズを想定した小さい紙袋について説明しています。
和菓子の紙袋は、小さめにすると可愛らしさや高級感が出ます。正面(W)は、食品パックサイズを想定した220mmを採用されるお店が多いです。箱に入ったお煎餅のような大きな商品を入れる場合は、「規格サイズ320」というプランがおすすめです。
ポイント2

マチは広めの120mm

練り切りやみたらし団子のような、あまり傾けたくない生菓子を入れるなら、マチ(D)には余裕を持たせましょう。口が大きく開けば傾けなくても済みます。
ぴったりサイズにすると取り出す時に傾ける必要が出るので、商品に対して周囲に指一本分の余裕を。前後と左右に20mm大きくするのがおすすめです。お手元の商品の奥行が100mm程度なら、120mmのマチ(D)がぴったりです。
ポイント3

晒クラフト紙で和風に

和菓子店の紙袋に人気の紙は、晒（さらし）クラフト紙です。晒クラフト紙は、紙の風合いがしっかり残った紙。ツルツルではないので光沢がなく、手触りは少しふんわりしています。パルプ原料の洋紙ですが、和風の印刷デザインと合わせると、和紙のような雰囲気を出すことができます。
紙の繊維が長いクラフト紙のため、強度も高いです。水菓子のような重いものを入れても十分耐えることができます。
ポイント4

紙単丸ヒモで和風に

紐は、紙紐がおすすめ。井上紙袋で取り扱っている紙紐には、紙単丸ヒモと紙三本ヒモの2種類があります。紙単丸ヒモは、細身のシンプルな紐。紙三本ヒモは、細い紙単丸ヒモ三本を縒り合わせた紐です。
縄のような見た目の紙三本ヒモも和風のデザインに合いますが、過去の製作事例を調べると、和菓子店の紙袋では紙単丸ヒモの方がよく使われているようです。
ポイント5

ベタ印刷しない

せっかくの紙の風合いをいかすために、表面加工はしないのがおすすめ。表面加工は、色落ち防止や強度アップ、装飾的な意味で行う加工です。濃い色のベタ面積を広く印刷した場合は、色落ち防止のため表面加工をおすすめしています。
つまり、無加工で使いたい場合は、濃い色のベタ面積は控えめにするのが安全というわけです。どうしてもアクセントに色の面を取りたい場合は、マチ(D)にします。すると、持ち歩いた時に洋服と擦れる心配がかなり軽減されます。

迷ったらこの仕様！気になるところだけアレンジしてください

これまでに製作した和菓子店の紙袋の事例から、使いやすい仕様をご提案します。

和風に見せるコツを、凝縮！

紐は紙単丸ヒモ、用紙は晒クラフト紙が和風のデザインにぴったり。特に、晒クラフト紙はデザイン次第で和紙のように見えるのでイチオシの紙です。
サイズは、食品パックにベストサイズの正面(W)220mm、マチ(D)120mmに。小ぶりにすると、上品な印象になります。
デザインは、色落ちの心配を減らすために、濃い色のベタ印刷を避けます。表面加工をすると、紙の質感が損なわれてしまうので、加工なしを前提にしましょう！

オーダープラン	規格サイズ220	サイズ	正面220（W）×マチ80（D）×天地230（H）mm
用紙	晒クラフト紙	印刷	1色
紐	紙単丸ヒモ（OFJタイプ）	表面処理	なし
オプション	なし

- 参考価格

1,000枚	1,500枚	2,000枚
90円台～	70円台～	60円台～

※2023年4月時点の価格です。
原材料の高騰や諸経費の値上がりにより、納入価格は改定されることがあります。
何卒ご理解ご協力をいただきたくお願い申し上げます。

和菓子店の紙袋事例を紹介

井上紙袋で過去に製作した事例をご紹介します。単価は製造枚数に大きな影響を受けます。仕様、枚数をともに参考になさってください。

事例
01 ほどよくカジュアルで愛らしい紙袋

大福やお団子、おはぎなどの専門店様の紙袋。晒クラフト紙のふわっとした質感が和菓子の紙袋にぴったり。大きなスズメのイラストがインパクト抜群ですが、黒一色印刷なのでうるささはありません。シンプルで、とてもかわいい印象です。中央のフォントがゴシック系なので、それもカジュアルに見せる重要なポイントになっています。
紐は印刷色に合わせ、引き締め色の黒。紙三本ヒモを使ってアクセントにしています。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面235（W）×マチ125（D）×天地250（H）mm
用紙	晒クラフト紙120g/㎡	印刷	1色印刷
紐	OFJタイプ　紙三本ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	2,000枚／単価50円台

事例
02 水玉の中の竹模様がユニーク

わらび餅が名物の和菓子店様の紙袋です。こちらも、晒クラフト紙に紙三本ヒモと王道の組み合わせ。青竹を思わせる爽やかな緑色が、とてもきれいです。この色は特色で指定していただきました。
竹の模様を前面にせず、水玉にしているので軽やかな印象。マチは反転させています。このようにベタ面をマチに持ってくるデザインは、形がくっきりします。単調になりがちな画面に変化を付けてくれるので、連続模様の時におすすめの手法です。

オーダープラン	規格サイズ220	サイズ	正面220（W）×マチ120（D）×天地220（H）mm
用紙	晒クラフト紙100g/㎡	印刷	1色印刷
紐	OFJタイプ　紙三本ヒモ	表面処理	ニス引き
オプション	なし	製造枚数／単価	1,000枚／単価90円台

事例
03 シンプルなのに、とても伝わる。そして美しい

「餡（あん）」の大きな文字！このお店は、製餡所様が立ち上げた和菓子店だそうです。会社の原点である餡へのこだわりがしっかり伝わってきます。シンプルなフォントですが、あらためて文字って美しいな……と思わず見てしまう紙袋です。
紐は茶色系でナチュラルな印象。真っ白も合いそうですが、色が入るとアクセントになります。規格サイズで作っているので、フルオーダーよりお安く作ることができました。

オーダープラン	規格サイズ220	サイズ	正面220（W）×マチ120（D）×天地190（H）mm
用紙	片艶晒クラフト紙120g/㎡	印刷	1色印刷
紐	OFJタイプ　紙単丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	3,000枚／単価40円台

和菓子店におすすめなのは、「規格サイズ220」

規格サイズ220

・幅220×マチ120×高さ自由
・紙、紐、加工が選べる
・全面に印刷や表面加工ができる

和菓子店におすすめのオーダープラン。正面とマチだけ固定サイズ。高さを自由に決められます。高さを調節すれば、縦長、正方形、横長の紙袋になります。フルオーダーよりもお得なのもポイント。紐は豊富な種類とカラーバリエーションがあります。紐の取り付け方は、穴タイプ（穴に紐を通す）とOFJタイプ（口の折り返しに切り込みを入れ、ホットボンドで接着する）の2種類。穴タイプの場合は、紐を片方ずつ色を変えることも可能です。