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写真スタジオの紙袋の作り方

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写真スタジオの紙袋の作り方

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業種別

紙袋の
制作ガイド

サイズ設計・素材選びなど、オリジナル紙袋のオーダーに必要な知識が丸わかり！

写真スタジオ

フルオーダーでアルバムサイズに
PPで高級感を出す
マチは少しだけ薄めに

写真スタジオの紙袋は
フルオーダーで作る

井上紙袋には、サイズをすべて自由設計する「ジャストニーズ」とある程度形の決まっている「規格サイズ」の2種があります。写真スタジオの場合、特殊な大きさなので規格サイズには合うものがありません。100％オリジナルの紙袋を設計しましょう。人気のある仕様もご紹介します。これを見ると、簡単に紙袋のオーダーができます！

こんな用途・目的におすすめ

大きめの紙袋がほしい
中身は薄いのでマチは薄く
記念になる上質感がほしい

アルバム

写真台紙

DVDなどメディア

写真スタジオの紙袋を動画で紹介

２分でわかる動画にしました。写真スタジオの紙袋に適した素材、サイズについて解説します。すぐ知りたい方はこちら！

写真スタジオの紙袋のオーダーのポイント

ポイント1

フルオーダーで作る
ポイント2

コート紙で発色よく
ポイント3

PP加工で高級感を出す
ポイント4

アクリル平ヒモを使う
ポイント5

デザインはシックに

ポイント1

フルオーダーで作る

写真アルバムや台紙のサイズに合わせ、幅、マチ、高さを自由に決めて作成しましょう。紙袋の大きさを決める時は、内容物の周囲に10～20mmの余白ができるようにやや大きめにするのがポイントです。あまりぴったりだと指が入らず取り出しにくくなります。ナカバヤシの「フエルアルバム」に代表される大型アルバムのサイズは、約310mm角。つまり、幅と高さは330～350mmがベストというわけです。
ポイント2

コート紙で発色よく

マチは80mm程度がいいでしょう。「フエルアルバム」を参考にするなら、厚みは30mm。80mmのマチなら2冊購入した方がいても対応できます。また、撮影した写真をお渡しする際は薄手の台紙の方が出番が多いので、あまり厚みは必要ありません。マチが厚すぎると写真が紙袋の中で動いて収まりが悪くなります。
ポイント3

PP加工で高級感を出す

印刷のきれいに出るコート紙がおすすめです。写真スタジオで撮影した写真は両親や祖父母など家族に渡すことが多いですから、お渡しした紙袋が送り先のお宅まで届くことを想定して作りましょう。せっかくの記念なのに、安っぽい包装では特別感がありません。紙袋はパッケージの1つと考えていただくとよいでしょう。写真を美しい台紙に貼るのと同じことですね！
ポイント4

アクリル平ヒモを使う

コート紙を使った紙袋は、折り目のコート剤が割れてしまうのでPP加工が必須です。PP加工にはグロスタイプとマットタイプがあります。どちらかと言うと、華やかな高級感があるのがグロスタイプ、上品な高級感があるのはマットタイプです。これはお好みで決めていただいてかまいません。
ポイント5

デザインはシックに

紐をよく見る紙製ではなくアクリル製にするのは、特別な雰囲気を出す小技のひとつ。アクリル平ヒモは、アパレル、コスメ、ジュエリーなどの紙袋によく使われる素材です。テープ状に織った紐で、感触が柔らかいのが特徴です。写真の特別感を盛り上げてくれることでしょう。

迷ったらこの仕様！気になるところだけアレンジしてください

これまでに製作した紙袋の事例から、使いやすい仕様をご提案します。

使い勝手抜群の、オリジナルサイズ

すべて自由に設計する場合は「ジャストニーズ」プランをお選びください。紙は、印刷適性の高いコート紙を使用。コストを抑えたい場合は、片艶晒クラフト紙に変更することも可能です。コート紙よりは落ちますが、こちらも印刷適性の高い紙です。紐は柔らかなアクリル平ヒモ。長さの指定もできます。取り付け方は、穴タイプのみになります。マットPP加工を施すと破れに強くなり、軽い撥水性も得られます。マットタイプにすると柔らかな印象になります。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面350（W）×マチ80（D）×天地400（H）mm
用紙	コート紙	印刷	4色印刷
紐	アクリル平ヒモ（穴タイプ）	表面処理	マットPP加工
オプション	なし

- 参考価格

1,000枚	1,500枚	2,000枚
200円台～	190円台～	170円台～

※2023年1月時点の価格です。
原材料の高騰や諸経費の値上がりにより、納入価格は改定されることがあります。
何卒ご理解ご協力をいただきたくお願い申し上げます。

写真スタジオの紙袋事例を紹介

井上紙袋で過去に製作した事例をご紹介します。単価は製造枚数に大きな影響を受けます。仕様、枚数をともに参考になさってください。

事例
01 色で印象づける紙袋

100年以上の歴史を持つ写真館の紙袋です。シンプルながら、とても印象に残る紙袋デザインです。この緑色を見れば、すぐに何のお店かわかりそうですね！ベタ印刷で濃い緑を印刷してロゴを白抜きにしました。発色良く仕上げるために、紙は片艶晒クラフト紙を使用しています。これは、晒クラフト紙の表面を平滑処理した紙です。ベタ印刷は通常の印刷よりも多くのインキを使用するため、色落ち防止のために表面加工をするのがおすすめ。この紙袋はニス引きを行いました。

オーダープラン	規格サイズ320	サイズ	正面（W）320×マチ（D）110×天地（H）405mm
用紙	片艶晒クラフト紙	印刷	ベタ1色印刷
紐	穴タイプ　アクリル丸ヒモ	表面処理	ニス引き
オプション	なし	製造枚数／単価	100円台／2,000枚

事例
02 ノスタルジー感じるイラスト、カラー

昔のカメラのイラストに、セピアを思わせる茶色の印刷。紙紐も、印刷色に合わせた茶色。ノスタルジーを感じる雰囲気の紙袋です。ベタ面はマチだけなので、表面加工なしで仕上げました。マチなら衣服に擦れにくいので、ベタ面を作りたいがコストを抑えたいという場合はこんなデザインにするのがおすすめです。幅320mmで、高さは420mmあります。写真は水濡れ厳禁ですから、高さを大きめに取るのは重要なポイント。テープ留めもしやすくなります。

オーダープラン	規格サイズ320	サイズ	正面（W）320×マチ（D）110×天地（H）410mm
用紙	片艶晒クラフト紙	印刷	1色印刷
紐	OFJタイプ　紙単丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	80円台／1,000枚

事例
03 紐の赤をアクセントに

撮影スタジオだけでなく、写真教室、ワークショップ、レンタルギャラリーなどさまざまなサービスを行っている写真館の紙袋です。幅260mmとやや小さめ。表にはキャッチコピーを入れ、住所や電話番号などの情報はサイドにまとめています。シンプルな白い画面に黒の印刷ですが、ビビッドな赤い紐を付けることでアクセントにしています。紐はどの色にしても価格は同じなので、印刷色数を抑えながら華を足したい時におすすめの方法です。同棲制作のロットの中で半分だけ紐の色を変える、ということも可能です。

オーダープラン	規格サイズ260	サイズ	正面（W）260×マチ（D）100×天地（H）300mm
用紙	片艶晒クラフト紙	印刷	1色印刷
紐	OFJタイプ　紙単丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	70円台／1,000枚

写真スタジオにおすすめなのは、「ジャストニーズ」

ジャストニーズ

・サイズ設計が自由
・紙、紐、加工が選べる
・全面に印刷や表面加工ができる

写真スタジオの紙袋は、大きなアルバムや写真台紙を入れることが想定されると思います。大型アルバムのサイズは、横幅30cm前後です。あまりマチが広すぎると、中で写真が倒れて収まりが悪いので、マチはやや薄めにします。規格サイズに無理に入れようとせず、フルオーダーでサイズ設計するのががおすすめです。当店では「ジャストニーズ」というプランになります。サイズを決める時には、中身の周囲に1〜2cmの余裕を持たせるようにしましょう。素材は自由に組み合わせることができます。