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葬儀社・斎場の紙袋の作り方

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葬儀社・斎場の紙袋の作り方

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業種別

紙袋の
制作ガイド

サイズ設計・素材選びなど、オリジナル紙袋のオーダーに必要な知識が丸わかり！

葬儀社・斎場

幅広い商品が入る大きめ
控えめなデザインで
白をベースに作る

葬儀社・斎場の紙袋は
汎用サイズで作る！

斎場では、香典返しや、下げたお供え物の持ち帰り、事前の説明会で資料をお渡しする時など、さまざまなシーンで紙袋が必要になります。そのため、大抵のニーズに対応できるようゆとりのある大きさの紙袋がおすすめです。A4書類サイズでは小さすぎるので、幅は320mm、マチは110mmあると便利。これはお土産物店でよく使われている大きさです。詳しく仕様を解説します。

こんな用途・目的におすすめ

香典返しに使いたい
お下がりの持ち帰りに使いたい
大きめの紙袋がほしい

香典返し

お下がり

備品を運ぶ

葬儀社・斎場の紙袋を動画で紹介

２分でわかる動画にしました。葬儀社・斎場の紙袋に適した素材、サイズについて解説します。すぐ知りたい方はこちら！

葬儀社・斎場の紙袋のオーダーのポイント

ポイント1

幅は320mmが安心
ポイント2

マチは110mmあると多用途
ポイント3

丈夫な晒クラフト紙を使う
ポイント4

紙単丸ヒモでシンプルに
ポイント5

印刷は華美にしない

ポイント1

幅は320mmが安心

幅320mmは、お土産物売り場でよく使われているサイズです。香典返しを入れるだけならもっと小さくていいのですが、ややゆとりを持たせておきます。男性は弔問客バッグを持たないですし、女性は小さなバッグしか持っていません。実は紙袋はサブバッグとして便利なので、帰りにペットボトルのお茶、脱いだ上着などを入れられる紙袋は便利です。A4書類も入れることができるので、説明会でもパンフレットのお渡しに使用できます。
ポイント2

マチは110mmあると多用途

マチは110mm程度がよいでしょう。110mmあれば紙袋は自立します。下げたお供え物や香典返しを一気に用意して並べても、倒れないのでお渡しがスムーズです。薄い紙袋だとこれができないので、場所も撮りますしお見送りが混乱する原因になります。
ポイント3

丈夫な晒クラフト紙を使う

葬儀社の紙袋には、白い紙が合うでしょう。中でも、晒クラフト紙がおすすめです。ふんわりとした紙の質感が残っているので、優しい印象を作ることができます。広い面積に鮮やかな色を印刷する場合は、表面がツルッとした片艶晒クラフト紙やピカピカのコート紙の方が適していますが、柔らかなイメージにしたいなら晒クラフト紙です。和風のデザインにもよく合います。
ポイント4

紙単丸ヒモでシンプルに

紐は、主張が少ない紙単丸ヒモがおすすめです。葬儀社の紙袋は派手に宣伝せず、脇役に徹するのがベターでしょう。紐は紙袋のボディと同色か、印刷色と同系色の優しい色味の物が合います。ビビッドな色や濃い色を置くと違和感があるので、ふんわりしたデザインを目指してみてください。紐の色も紙袋の重要なデザインの一部です！
ポイント5

印刷は華美にしない

ベタ印刷を行う場合は、色落ち防止のために表面加工をします。白を基調としてロゴ置きするデザインの場合は、表面加工は省略することができます。これはコスト削減にも貢献します。デザインする時は、ロゴサイズを控えめにしベタ面を避けます。ベタ面を作る場合はマチだけにすると衣服に触れにくいので色落ちの心配が軽減します。

迷ったらこの仕様！気になるところだけアレンジしてください

これまでに製作した紙袋の事例から、使いやすい仕様をご提案します。

あると便利なサイズ！一番人気の仕様です

葬儀場でさまざまな用途に使える紙袋を作るなら、「規格サイズ320」プランをお選びください。幅とマチが固定サイズ。高さは自由の規格サイズです。高さは少し高めにするとテープ留めしやすくなります。紙は和風のデザインに合う晒クラフト紙、紐はシンプルな紙単丸ヒモをOFJタイプで取り付けます。デザインはシンプルに、ベタ面を控えめにすれば色落ち防止のための表面加工は省略できます。

オーダープラン	規格サイズ320	サイズ	正面320（W）×マチ110（D）×天地350（H）mm
用紙	晒クラフト紙	印刷	1色印刷
紐	紙単丸ヒモ（OFJタイプ）	表面処理	なし
オプション	なし

- 参考価格

1,000枚	1,500枚	2,000枚
100円台～	90円台～	80円台～

※2023年1月時点の価格です。
原材料の高騰や諸経費の値上がりにより、納入価格は改定されることがあります。
何卒ご理解ご協力をいただきたくお願い申し上げます。

葬儀社・斎場の紙袋事例を紹介

井上紙袋で過去に製作した事例をご紹介します。単価は製造枚数に大きな影響を受けます。仕様、枚数をともに参考になさってください。

事例
01 さりげなく凝っている！

一見すると和菓子店の紙袋のような、華がありつつ上品なデザインです。散らしたイラストは、おそらく菊の葉。花ほど直球ではなくぼかした表現になりますし、落ち着いた雰囲気になるのでいいアイデアですね！視認性を維持しつつ柔らかい雰囲気になるグレー。正面の情報は控えめにし、マチにQRコードを入れることでシンプルにしています。細部までこだわったデザインです。幅420mmの大きな紙袋ですが、紙や紐に安価な素材を組み合わせているので単価80円台に収まりました。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面（W）420×マチ（D）150×天地（H）300mm
用紙	片艶晒クラフト紙	印刷	1色印刷
紐	OFJタイプ　紙単丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	80円台／3,000枚

事例
02 意図を見せないのもデザインかも

シンプルに明朝体のロゴを黒一色印刷で入れた紙袋です。あえてこちらをご紹介するのは、葬儀社の紙袋の場合はこれもありだとお伝えしたいから。他の業種だと、紙袋には販促物やパッケージの一つという意味があるので、お渡しする側のさまざまな思惑を反映するデザインになります。しかし、そういう思惑を排除してしまうのも弔問客の気持ちに寄り添う親切かもしれません。あえて宣伝しない、最低限の情報だけ記載するのもブランディングと言えます。仕様もとてもシンプル。黒一色印刷なので低コストです。

オーダープラン	規格サイズ320	サイズ	正面（W）320×マチ（D）110×天地（H）330mm
用紙	片艶晒クラフト紙	印刷	1色印刷
紐	OFJタイプ　紙単丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	50円台／2,000枚

事例
03 コンセプトが伝わってくるデザイン

こちらは、家族葬専門という新しい葬儀社の紙袋。グレートーンでまとめつつ柔らかく暖かい雰囲気が魅力。宗教的な儀礼に囚われない葬儀、感謝を伝えるための空間を作るという同社のコンセプトが感じられるデザインです。サイズは、A4書類に適した縦長タイプ。内覧会やセミナーを頻繁に行っている会社なので、この形なら書類配布にもベストです。紐には、アパレルやコスメの紙袋に使われるようなアクリル平ヒモを使用しています。他とは少し違う葬儀社ということが伝わってきます。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面（W）280×マチ（D）90×天地（H）330mm
用紙	晒クラフト紙	印刷	4色印刷
紐	穴タイプ　アクリル平ヒモ	表面処理	ニス引き
オプション	なし	製造枚数／単価	90円台／3,000枚

葬儀社・斎場におすすめなのは、「規格サイズ320」

規格サイズ320

・幅320×マチ110×高さは自由
・紙、紐、加工が選べる
・全面に印刷や表面加工ができる

花やお下がりを弔問客やご家族に渡したり、事前のご説明で書類をお渡ししたりと、葬儀場の紙袋は意外と多用途ではないでしょうか。マチがしっかりあり、横幅に余裕があり、A4書類に適応する紙袋なら、「規格サイズ320」というプランが最適。落ち着いたイメージにするには、PP加工もしないシンプルがおすすめ。色落ちが心配な場合は、ベタ印刷を避ける、濃い色の印刷を避けるよう工夫してみてください。