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美容院の紙袋の作り方

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美容院の紙袋の作り方

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業種別

紙袋の
制作ガイド

サイズ設計・素材選びなど、オリジナル紙袋のオーダーに必要な知識が丸わかり！

美容院

重い物に対応する仕様
紐で特別感を出す
ナチュラルな茶色い紙

美容院の紙袋は、
ナチュラルなイメージを大事に！

過去に制作した美容院の紙袋を調べてみたところ、未晒クラフト紙の茶色い紙袋に一色印刷がとても多かったです。美容院自体はガラス張りのキラキラしたハイテクな雰囲気でも、商品自体は髪に優しいナチュラルなイメージ付けを大事にされているようです。ちょうどいいサイズや美容院らしい仕様について説明します。

こんな用途・目的におすすめ

重い物を入れても型崩れさせたくない
ナチュラルでおしゃれに見せたい
簡単に紙袋をオーダーしたい

シャンプー

トリートメント

ヘアオイル

美容院の紙袋を動画で紹介

２分でわかる動画にしました。美容院の紙袋に適した素材、サイズについて解説します。すぐ知りたい方はこちら！

美容院の紙袋のオーダーのポイント

ポイント1

マチは110mmくらい
ポイント2

幅320mmはセット販売に
ポイント3

紙は未晒クラフト紙
ポイント4

紐はアクリル紐を使う
ポイント5

ロゴを1色印刷で

ポイント1

マチは110mmくらい

シャンプーやコンディショナーのボトルを入れることを想定すると、マチは110mmは必要だと思います。紙袋の大きさは、入れる物に対して周囲10mmの余裕を持たせるのがおすすめですが、円筒形の物を入れる場合は別。出し入れする時、商品の上の方を掴んでいるのでタイトでも問題ありません。紙袋は少し膨らみますが、意外と紙袋のマチより若干大きい物でもスッと入ってしまうこともあります。倒れないことの方が大事なので、ぴったりサイズで作りましょう。
ポイント2

幅320mmはセット販売に

シャンプーとコンディショナーの2本売りだけなら、幅は260mm程度でもいいと思います。複数本まとめ買いしたい方、他の製品もセットで買う方向けには大きめの320mmがおすすめです。320mmはお土産物やアパレルでもよく使われるサイズです。形状は、高さを抑えて横長にするとアパレルのショッパーのようになります。
ポイント3

紙は未晒クラフト紙

ナチュラル志向な商品イメージを付けるため、茶色い未晒クラフト紙を使う美容院が多いです。未晒クラフト紙は、漂白せずパルプそのままの色で梳いた紙です。製造工程において化学薬品の使用が少ないので、環境負荷も低いです。手触りはややザラッとしていて、素朴な味わいがあります。
ポイント4

紐はアクリル紐を使う

紐は、アクリル丸ヒモか紙単丸ヒモを使用する例が多いです。安価に作りたいなら紙単丸ヒモを。少しリッチな雰囲気に見せたいならアクリル丸ヒモがおすすめです。アクリル丸ヒモは、穴タイプ（穴に紐を通し、玉結びして留める）と、OFJタイプ（機械で貼り付ける）の2種類の取り付け方法があります。OFJタイプの場合は、芯入りのみ対応します。柔らかく優しい雰囲気を出したい場合は、穴タイプでの取り付けがおすすめです。
ポイント5

ロゴを1色印刷で

未晒クラフト紙は、黒の一色印刷でロゴを置くだけでもおしゃれな雰囲気になります。インキの色は、黒やグレーなど茶色い紙の色よりも濃い色にするのが基本。逆に、茶色より明度の高い黄色や白インキで刷るパターンもあります。未晒クラフト紙に明るいインキで刷ると少し色が透けます。その効果自体を狙ってみるのも、おしゃれな雰囲気になります。

迷ったらこの仕様！気になるところだけアレンジしてください

これまでに製作した紙袋の事例から、使いやすい仕様をご提案します。

横長でアパレルのような雰囲気を出す

美容院の紙袋にぴったりなサイズは幅320か260mm。大小の二種類を作るのが理想ですが、大1種で対応するなら「規格サイズ320」プランをお選びください。幅とマチが固定サイズ。高さは自由に決められます。高さは控えめにするとアパレルの紙袋のような雰囲気になります。紙は未晒クラフト紙、紐はアクリル丸ヒモがおすすめ。芯入りをOFJタイプで取り付けると、紐が立ち上がって使い勝手がよいでしょう。

オーダープラン	規格サイズ320	サイズ	正面320（W）×マチ110（D）×天地260（H）mm
用紙	未晒クラフト紙	印刷	1色印刷
紐	アクリル丸ヒモ（芯入り　OFJタイプ）	表面処理	なし
オプション	底ボール

- 参考価格

1,000枚	1,500枚	2,000枚
90円台～	80円台～	70円台～

※2023年1月時点の価格です。
原材料の高騰や諸経費の値上がりにより、納入価格は改定されることがあります。
何卒ご理解ご協力をいただきたくお願い申し上げます。

美容院の紙袋事例を紹介

井上紙袋で過去に製作した事例をご紹介します。単価は製造枚数に大きな影響を受けます。仕様、枚数をともに参考になさってください。

事例
01 シンプルなナチュラルテイストが王道！

未晒クラフト紙に黒の一色印刷の組み合わせは、それだけで様になるのでさまざまな業種の紙袋に使われています。特にヘアケアやコスメの紙袋では人気。天然素材、やさしさを想起させることができます。活版印刷のようなかすれが味になっているロゴと、とてもマッチしていますね！ロゴを入れるだけならデザインは無料で承ることもできますので、ぜひご利用ください。紐は焦げ茶色の紙単丸ヒモにして、全体のイメージを損なうことなくアクセントにしています。美容室らしい紙袋です。

オーダープラン	規格サイズ320	サイズ	正面（W）320×マチ（D）110×天地（H）250mm
用紙	未晒クラフト紙	印刷	1色印刷
紐	OFJタイプ　紙単丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	底ボール	製造枚数／単価	120円／非公開

事例
02 フルオーダーでも30円台の激安紙袋

大小とサイズ違いで製作されたうちの小サイズです。井上紙袋はフルオーダーでもかなりお安く作ることができます。加えて、この紙袋は5,000枚とまとめてご注文いただいたので、ここまで単価を下げることができました。暖かみを感じるグレーのベタ印刷でロゴを白抜きにしました。色落ち防止のためニス引きも施しています。紐は芯入りのアクリル丸ヒモを使用しているので、高級感があります。手にした時に、紙紐とは印象がかなり違います。アクリル丸ヒモはやわらかい素材なので、OFJタイプの場合は芯入りになります。穴対応の場合は芯なしです。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面（W）180×マチ（D）80×天地（H）180mm
用紙	晒クラフト紙	印刷	ベタ1色印刷
紐	穴タイプ　アクリル丸ヒモ（芯入り）	表面処理	ニス引き
オプション	なし	製造枚数／単価	30円台／5,000枚

事例
03 ブティックのようなフルスペックの高級紙袋

真っ黒なベタ印刷にロゴ白抜きのシンプルなデザインは、誰が持ってもおしゃれな雰囲気。この紙袋は、質感もとても高いので、今日はいい物を買った！という満足感を高めてくれそうですね。マットPP加工されているのでしっかりとしたハリがあり、洋服などにも使われるアクリル丸ヒモには特別感があります。手に取ると必ず違いが伝わることでしょう。底ボールを入れて補強もしたフルスペック仕様。サイズもフルオーダーのオリジナルですが、単価はかなり抑えられました。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面（W）320×マチ（D）110×天地（H）260mm
用紙	コート紙	印刷	ベタ1色印刷
紐	OFJタイプ　アクリル丸ヒモ	表面処理	マットPP
オプション	底ボール	製造枚数／単価	100円台／2,000枚

美容院におすすめなのは、「規格サイズ320」

規格サイズ320

・幅320×マチ110×高さは自由
・紙、紐、加工が選べる
・全面に印刷や表面加工ができる

紙袋を二つ持つのはとても邪魔なものなので、シャンプーやトリートメントなどの販売に使うならやや大きめの紙袋がおすすめ。規格サイズ320なら、シャンプー、トリートメント、ワックスなどをラインで購入いただいてもまとめて入れることができます。
液体のような重い商品を入れる場合は、底ボール（ボール紙の厚紙）を入れるとバランスが取れて持ちやすくなります。底ボールはオプションになります。ロットの中で半分だけ底ボール入りというオーダーも可能なので、軽い物と重い物で使い分けるのもおすすめです。