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洋菓子店・ケーキ屋の紙袋の作り方

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洋菓子店・ケーキ屋の紙袋の作り方

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業種別

紙袋の
制作ガイド

サイズ設計・素材選びなど、オリジナル紙袋のオーダーに必要な知識が丸わかり！

洋菓子店・ケーキ屋

マチは
広めに作る
底は
しっかり補強
丈夫さと
高級感を大事に

ケーキ店の紙袋は、マチ広めが必須。
フルオーダー以外にも選択肢はありますよ！

最もよく出るピースケーキの箱は、4〜6ピース入るタイプ。
これらの箱はだいたい奥行100mm〜120mmなので、紙袋のマチは150mmがおすすめ。ホールケーキ用の底が正方形の紙袋はフルオーダーになりますが、マチ広の紙袋はお得な規格サイズ紙袋があります。サイズが合えば断然こちらがおすすめです。詳しく解説します。

こんな用途・目的におすすめ

中身が傾けられない物の時に
安くオリジナル感を出したい
簡単に紙袋をオーダーしたい

ピースケーキに

シュークリームに

ホールケーキに

洋菓子店・ケーキ屋の紙袋を動画で紹介

２分でわかる動画にしました。洋菓子店・ケーキ屋の紙袋に適した素材、サイズについて解説します。すぐ知りたい方はこちら！

洋菓子店・ケーキ屋の紙袋のオーダーのポイント

ポイント1

フルオーダーがおすすめ
ポイント2

天地に余裕を持たせる
ポイント3

色落ち防止するならニス引き
ポイント4

シックに見せる濃いベタ印刷
ポイント5

アクリル丸ヒモを使う

ポイント1

フルオーダーがおすすめ

大きすぎると商品が暴れてしまいます。緩衝材が必要になるとお渡しに手間取りますし余計なコストがかかります。フルオーダーでジャストサイズに設計します。規格サイズの紙袋を利用した方が安価に済むことが多いですが、中身がケーキなら安全を取りましょう！
お使いの箱の横幅と奥行きを計り、底のサイズの周囲に最低10mmの余裕ができるようにするのがおすすめ。遊びがそれ以下だと指が入らず、取り出しにくくなるからです。
ポイント2

天地に余裕を持たせる

紙袋の高さは余裕を持たせるのがおすすめです。底の大きな紙袋はテープ留めがしづらいためです。どれくらいの高さが必要かは、実際に箱を入れてテストしてみるのが一番確実です。
紙袋を作るには、ある程度硬さのある大きな紙が必要なので、難しい場合は近いサイズの紙袋を探してみてください。同業他社の紙袋も参考になります。井上紙袋ではたくさんの事例を紹介しています。事例ページもご覧ください。
ポイント3

色落ち防止するならニス引き

紙袋全体を印刷で塗りつぶすようなデザインにする場合は、色落ち防止のために表面加工をするのがおすすめです。特に濃い色の印刷の場合は、万一衣類などに色が移ると目立ってしまいます。印刷インキは通常のお洗濯で落とすことができますが、思わぬクレームを避けるために表面加工するお客様が多いです。
表面加工にはPP加工と、ニス引きがあります。ニス引きの方が、安価です。
ポイント4

シックに見せる濃いベタ印刷

ケーキは贈答品のニーズが高いので、ちょっと高級感を出すと喜ばれることが多いです。上品、高級そうに見せたいなら濃いめの暗色でベタ印刷し、ロゴを白抜きにすると簡単にそれっぽい雰囲気を出すことができます。ロゴはあまり大きくせず、控えめに。紙袋に限らずさまざまなデザインの定番です。黒は少し重い印象になるので、濃いグレー、濃紺、濃い緑、濃い赤など。
井上紙袋では、ロゴ配置だけなら無料で承ります。
ポイント5

アクリル丸ヒモを使う

紐は、アクリル丸ヒモか紙単丸ヒモを使用する例が多いです。安価に作りたいなら紙単丸ヒモを。少しリッチな雰囲気に見せたいならアクリル丸ヒモがおすすめです。
アクリル丸ヒモは、穴タイプ（穴に紐を通し、玉結びして留める）と、OFJタイプ（機械で貼り付ける）の2種類の取り付け方法があります。OFJタイプの場合は、芯入りのみ対応します。芯入りのアクリル丸ヒモは、ピンと立ち上がるので使い勝手がよくおすすめです。

迷ったらこの仕様！気になるところだけアレンジしてください

これまでに製作した洋菓子店・ケーキ屋の紙袋の事例から、使いやすい仕様をご提案します。

洋風デザインに合う仕様を組み合わせる！

洋菓子店の紙袋なら洋風のデザインが合うので、紙は表面がつるりとした片艶晒（かたつやさらし）がおすすめ。丈夫で印刷もきれいに出ます。表面が少しツルッとしているので、薄い光沢があります。
アクリル丸ヒモは、芯入りをOFJタイプで取り付け。芯の有無はオプションになります。オーダーの際、見積もりフォームの備考欄に「芯入りの紐希望」とご記入ください。
ニス引きは、ベタ印刷しない場合には省くことができます。コスト削減したい場合は、ベタ印刷しないデザインをご検討ください。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面320（W）×マチ180（D）×天地280（H）mm
用紙	片艶晒クラフト紙	印刷	1色印刷
紐	アクリル丸ヒモ（OFJタイプ／芯入り）	表面処理	ニス引き
オプション	なし

- 参考価格

1,000枚	1,500枚	2,000枚
190円台～	160円台～	130円台～

※2023年4月時点の価格です。
原材料の高騰や諸経費の値上がりにより、納入価格は改定されることがあります。
何卒ご理解ご協力をいただきたくお願い申し上げます。

洋菓子店・ケーキ屋の紙袋事例を紹介

井上紙袋で過去に製作した事例をご紹介します。単価は製造枚数に大きな影響を受けます。仕様、枚数をともに参考になさってください。

事例
01 美味しそうなイラストが可愛らしい紙袋

広島県の洋菓子店様の紙袋です。フルカラー印刷を最大限いかして、おいしそうなスイーツのイラストを入れました。小さいパティシエさんたちがバンザイして持ち上げているのも、一所懸命作っている感じが伝わってきて微笑ましいですね！
晒クラフト紙はやわらかな質感の紙なので、イラストをクッキリ出したいという目的にはあまり向きません。しかし、このような優しい雰囲気のイラストにはイメージにぴったりではないでしょうか。
マチは130mm、幅は250mmあります。ピースケーキ、ロールケーキなどに対応しそうです。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面320（W）×マチ130（D）×天地250（H）mm
用紙	晒クラフト紙	印刷	4色
紐	OFJタイプ　紙単丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	10,000枚／単価40円台

事例
02 印刷も紐も、とってもおしゃれ

マチ220mm、幅310mmの大きな紙袋。6号までならホールケーキも余裕で入る大きさです。
茶色い未晒クラフト紙に、白インキで印刷しています。白インキはほんのり透けて地の色が見えるので、ふんわりした印象になります。これは未晒クラフト紙にはよく使われる印刷で、さまざまな業種で人気です。
紐はアクリル丸ヒモを2色使いにしています。片方ずつ色を変えても料金は同じなので、紙袋本体の印刷色数が少なくても、紐をカラフルにすると華やかな印象を作ることができます。ただし、この方法は穴タイプの取り付け方法でしか使えません。OFJタイプの場合は左右同じ色になります。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面310（W）×マチ220（D）×天地250（H）mm
用紙	未晒クラフト紙	印刷	1色
紐	穴タイプ　アクリル丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	3,000枚／単価100円台

事例
03 さりげなく上品に。個性もアピール

赤い部分は、お店のロゴを連続模様に並べて地紋にしたもの。お店の名前は小さめで上品に。でも、わかる人にはどこの紙袋かすぐにわかります。多くのデパートの紙袋は包装紙を意識して作られているそうで、店名がなくても模様で伝わるという考えなのだそうです。それに近いデザインではないでしょうか。ニス引きは、色落ち防止の目的で行う加工です。必ずしも必要なものではないので、省略すればコストダウンできます。ニス引きなしで仕上げる場合は、ベタ面積を控えめにすると色落ちリスクを下げることができます。

オーダープラン	ジャストニーズ	サイズ	正面300（W）×マチ210（D）×天地300（H）mm
用紙	晒クラフト紙	印刷	2色
紐	OFJタイプ　紙単丸ヒモ	表面処理	なし
オプション	なし	製造枚数／単価	5,000枚／単価60円台

洋菓子店・ケーキ屋におすすめなのは、「ジャストニーズ」

ジャストニーズ

・サイズ設計が自由
・紙、紐、加工が選べる
・全面に印刷や表面加工ができる

幅、マチ、高さのすべてを自由に設定できるフルオーダーのプラン。規格紙袋にはないマチの広い紙袋を作ることができるので、ケーキににぴったりサイズを実現できます。紐は豊富な種類とカラーバリエーションがあります。紐の取り付け方は、穴タイプ（穴に紐を通す）とOFJタイプ（口の折り返しに切り込みを入れ、ホットボンドで接着する）の2種類。穴タイプの場合は、紐を片方ずつ色を変えることも可能です。