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まずはこれだけ覚えればOK。SEOを意識した基本的な書き方

一番大事なのは内容。ユーザーの知りたいことを書く

SEO対策とはGoogle検索した時に上位表示されるように、適切な内容、適切な書き方をする施策のこと。機械であるGoogle先生に気に入られるページを作るということです。
しかし、実際にページを見て、商品を買ったり問い合わせたりするお客さんは人間です。最終的な目標は上位化ではなくコンバージョンであることを考えれば、大事なのは人間目線で書かれた有益な記事。

上位表示されている記事の中には、いつまでも回答を読ませずにバカバカしい情報を詰め込んだもの、他の上位記事を書き換えただけのパクリなども沢山あります。それらを見ると小手先のSEOの勝利と思うかもしれません。
しかし、Googleは低品質な記事を上位表示しないよう、頻繁にページの評価システムをアップデートしています。今正解とされているSEOテクニックは、突然通用しなくなる可能性があるということです。
人間が見てよい記事は、滞在時間や離脱率で実証されますから、Googleが評価基準を変えたとしても大きく下落しにくいです。

対策キーワードを入れる場所

SEOを意識したWebライティングは、対策キーワードの設定と、テーマ決めを先に行います。なんとなく書き始めて書きながら考えてはダメ。
キーワードの見つけ方はこちらをご覧ください。
→「検索キーワードの見つけ方
→「Googleキーワードプランナーの使い方

見出し(h1タグ)の文頭に入れる

キーワードは、見出し(h1タグ)の文頭に含めるようにします。ただし、見出しはキャッチーなものである必要もあるので、どうしても表現上先頭には入らないことがあります。その場合は、できるだけ文頭に近い場所に入れます。

対策キーワードが「ヌメ革,財布,レディース」の場合
h1見出し「使うほど愛しくなる大人気のヌメ革財布が、レディースサイズに」

titleタグ、descriptionに入れる

titleタグとは、検索結果一覧に表示されるタイトルです。description(ディスクリプション)とは、その下に表示されるページの説明文です。
titleタグとdescriptionは、SEOにおいてもっとも重要なタグとされています。Googleは、これが何のページなのかを、主にここから判断しているためです。どちらにもキーワードを必ず入れます。

リード文に入れる

Googleは本文とリードの区別をしていませんが、見出し直下のテキストは内容を示すものとして重視されているので、対策キーワードを入れるのが正解です。

本文中の登場回数は気にしなくていい

プロのSEO屋さんはキーワードの配合率まで設定して記事を書かせたりしています。「第一キーワードを11%、第二キーワードは7%入れること」という具合です。ビックリですよね!!
普通に考えればわかりますが、そんなに都合良くいくはずがありません。無理にキーワードを突っ込むと文章がメチャクチャになります。人間が見て違和感がある文章は書いてはいけない。

キーワードは、ちゃんとそれについて書かれた記事であれば適量が自然と含まれるはずで、SEO的にもそれで十分だと最近は言われています。

構成の仕方

文章の構成の仕方も、Googleの評価基準になっています。きちんと対策キーワードについて書かれたページなら、だいたいこうなるだろうという正解がGoogle側にはあるからです。Googleに、ちゃんとキーワードについて書かれてますよということを伝えるために、次のことに気をつけましょう。

結論ファースト、1ページ1テーマ

「このページは何について書かれたページなのか」を明確にするために、1ページで述べるのは1テーマに。結論は先に書きます。リードでそれを言っちゃいましょう。
「そろばん 何歳から」というキーワードにし「そろばんを始めるのに一番いいのは何歳から?」を見出しにしたとします。その場合は、次のような構成にしましょう。

○よい構成の例
・そろばんを始めるのに一番いい年齢は○歳です。
・その理由は3つあります。
・1つめの理由は……
・2つめの理由は……
・3つめの理由は……
・もう年齢が上の場合は
・もっと下の年齢でも始められるのか

×わるい構成の例
・そろばんとは?
・そろばんの歴史
・そろばんの意外な効果と、身につくこと
・教室の選び方
・そろばんを習うのにいくらかかる?
・子どもがそろばんを辞めたいと言ったとき
・何歳から始める人が多いか

悪い例は、現在ネットでよく見る形ですが、関係ないことをズラズラ出して文字数を稼ぐのは意味のない愚策です。やめましょう!

結論を曖昧にしない

先に結論を決めずに書き始めると、結論が行方不明になることがあります。キーワードを「60代 退職祝い 男性」、テーマを「60代の男性上司の退職祝いにおすすめのプレゼント」にしたとします。構成や結論が決まってないと、こんな風になりがち。

×結論が出ない悪い考え方
趣味でわけていろいろな商品を紹介しよう。山が趣味の人には登山グッズ、お酒が好きな人には日本酒と……。釣りが趣味の人にはルアーだ。でも、釣りが趣味ならルアーくらい持ってるか。しかも趣味ならこだわりがあるに違いないし。わ、全部ダメじゃん!
じゃあ仕事をやめてくつろぐをテーマにしようかな。旅行券とか。でも旅行も趣味だよなあ。健康グッズは年寄りくさくて嫌う人もいるか。じゃあ無難な消え物……いやいや。テーマに合わない。うーん。人によるので相手に合わせましょうね……と一応書いておこう。これでよし。

結論が出せないなら、まとめ方を変えるのではなくテーマを変えるべきです。この場合は、60代男性上司という前提がよくありません。
最初から「釣りが趣味の男性上司」「奥さんと仲がいい男性上司」「お酒が好きな男性上司」「ジョークグッズを笑ってくれる男性上司」というように絞り込むべきだと思います。
なんにせよ、質問されて「人による」と答えるのは、頭が悪い。

文章の書き方で注意すること

titleタグはキャッチーに書く

titleタグは、検索結果一覧に表示され、人はそれを見てクリックするかどうかを決めます。対Google用に重要であると同時に、対人間用にももっとも重要な部分です。

対策キーワードを入れながら、思わずクリックしたくなるようなキャッチーなものを書きましょう。
キャッチの書き方はこちらのページにも書きました。

→「困った時に使える 売れるキャッチコピーの書き方とサンプル

指示語や言い換えを使いすぎない

「あれ」「それ」「その人」「この商品」など、指示語はあまり使わないようにします。テーマを一つに見せるために、主語の言い換えも控え目にします。人間は前後の文脈からそれが何のことかわかりますが、Googleから見ると、「主語が明確な文章」と「主語が不明確な文章」があるように判断されるということです。

印刷物では同じ単語を繰り返さないように努めるのがライターのテクニックで、そのために語彙が必要なのですが、Webではあえて繰り返します
ただし、先にも言ったように優先すべきは人の目線です。違和感が生じるようなら指示語や言い換えを使いましょう

それでは、熱血野郎でした〜!

→このページを読んだ人が見ている記事「最強の販促ツール知ってる?」