スポーツ選手がスポンサー企業のロゴが入ったユニフォームやウェアを着用しているのを見ると、企業にとってロゴがいかに重要なものなのかがよくわかります。そんな大切なロゴを変更する理由には何があるのでしょうか。ここでは失敗しないロゴ変更のポイントなどを含めて詳しく解説します。
デザインが時代に合わない?ロゴ変更の理由とは
企業や会社がロゴを変更する理由には視認性がよくない(ひと目で「ああ!あの会社の商品ね!」と判断できない、目立たない、他社のロゴに似ているなど)、デザインが時代に合わなくなった、会社や企業の経営方針が変更されたなどが挙げられます。
特に社歴が長い企業の場合、ロゴデザインが時代に合わなくなったため変更したいという意図があるようです。
ロゴ変更は会社の命運を左右するくらい重要なこと
ロゴは企業や商品、サービスのシンボルで、ユーザーに強い印象を残すものです。ロゴの知名度やデザイン性が高ければ高いほど、売上額やサービスの認知度に大きな影響を与えますので、ロゴ変更は慎重に行う必要があります。
ロゴ変更の失敗についてはこちらの記事もご覧ください。
⇒ロゴの変更で失敗した企業。なぜ失敗したのか?
ロゴを変更することで、より商品やサービスの魅力が伝えられると判断したのなら(逆に今のロゴではダメだと判断ということ)、スタッフのみの意見だけでなく、お得意様やヘビーユーザー様の意見を聞いてみるのも一案です。その際は商品のターゲット年代に近い方の意見をもらうといいですよ。
もちろん人の好みは千差万別なので、顧客からの意見は「参考程度」として取り入れるくらいライトな感じでいいと思います。変更する目的や着地点を見失わないようにしましょう。
失敗したくない!ロゴ変更で注意すべきポイントとは
ロゴは会社や企業の「顔」です。「この商品、こんなロゴだったっけ?」ならまだしも「あなた誰?」というユーザーを作り出すリスクも抱えています。
ロゴを変更する前にコンセプトとデザインが商品やサービスにマッチしているかどうかを、入念にチェックすることが必要です。一度ロゴを変更してしまうと、後戻りするのは大変なリスクを負いますからね。ではロゴ変更で注意すべきポイントを押さえておきましょう。
1.本当にロゴを変更してもいいのかを再度確認する
ロゴは商品やサービス、会社の顔です。現在のロゴでは本当にダメなのかどうか、再度確認をしましょう。「なんとなくかっこ悪いから」とか「今のロゴはダサいから」などという理由でロゴを変更しないように!
2.ロゴ変更後の活用方法を想定しておく
現在のロゴではできなかったことが、変更後のロゴならできるのかも想定しておきましょう。例えばこれからホームページを作成するために変更ロゴを使う、販促用アイテムにロゴを入れたいなど、活用したいツールがあれば、担当デザイナーに伝えておくといいですね。
3.デザイナーにはロゴ変更の意図をしっかり伝える
「旧ロゴを制作したデザイナーに、新ロゴの依頼をするのはちょっと気まずい……」と思うかもしれませんが、お互いプロです。遠慮なくロゴ変更の意図を伝えましょう。
ロゴデザインの発注、相場、モチーフ作成については下記の記事もご覧ください。